デジタル

Facebookで“意図しない仕事関係の人”とつながってしまったときの対応策

~柳谷智宣の「デジタル四方山話」第26回~

 ビジネスで名刺交換をしたとき、「Facebookやってますか? 友達申請していいですか?」と言われることがある。もしくは、あとから「先ほどはどうも」と申請がくることもある。    筆者は、フリーランスなのでウェルカムなのだが、人によっては面倒に感じることもあるだろう。とはいえ、断れずにズルズルとつながってしまうこともある。今回はそんな人のために、ビジネスでもうまくやりつつ、従来通り気兼ねなくFacebookを使うためのテクニックを紹介しよう。

ビジネスで関係した人とFacebookで絡むのを避けたいものの、断るのも無理、というならプライバシー設定をカスタマイズ

Facebookで他人から検索されたくないときは?

 まず、「そもそも知らない人に検索されたくない」という場合。先方も社交辞令的に言っただけなら、名刺の名前で検索して出てこなければあきらめることだろう。Facebookは本名登録が基本だが、素直に漢字のフルネームでなくてもいい。カタカナでもローマ字でもOKなのだ。名前の変更は「設定」の「一般」から行える。ちなみに、メールアドレスや電話番号での検索は、2018年4月からできなくなっている。

「設定」の「一般」→「名前」で名前を変更できる。ただし、60日間は名前を変更できなくなるので、慎重に行おう

 「設定」の「プライバシー」→「検索と連絡に関する設定」では、「私に友達リクエストを送信できる人」を設定できる。「友達の友達」にしておけば、共通の知り合いがいない限り、リクエストを送信できなくなる。とはいえ、友達申請ボタンが表示されないので、設定を変更していることは相手にばれるので要注意。

「私に友達リクエストを送信できる人」を「友達の友達」にすると、そうでない人からの申請ができなくなる

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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる

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