“ワインの劣化を防ぐ神ガジェット”ならボトルを開けて2週間後でもおいしく飲めた
次に、コンビニで売っている「yellow tail Chardonnay」を入れてみました。テーブルワインとしてはぶっちぎりにコスパのいいシャルドネのワインです。これも、2週間経ってもおいしく飲めました。2週間というのは、そこで劣化したのではなく、単になくなってしまったからです。
現時点では、まだ数種類しかテストしていないので、何かを保証できるわけではないのですが、ワインを開封してから劣化のリミットまでが延長されることは断言できます。その変化が、どうなっていつまでなのかは、筆者も知りたいところです。そこで、原価BARにも複数本を導入し、データを集めているところです。筆者の自宅でも、1か月オーバーを目指して、寝かせています。
運用時の注意点としては、2リットルのペットボトルより少し背が高いので、冷蔵庫やセラーに入るかどうかあらかじめ確認することをオススメします。また、コックは真っ直ぐから横にすると注げるようになるのですが、冷蔵庫に入れいてるとほかのモノがぶつかってワインがあふれてしまうことがありました。これはマニュアルに従って、逆にセットすることもできます。横で止って、真っ直ぐにすると注げるようにしておくといいでしょう。
ランニングコストがないうえ、本体も1万6200円と手頃なのが魅力的。見た目のいいクリアタイプと、光の劣化を気にする人向けのオリーブグリーンタイプが用意されています。家でワインを飲みたいけど、一人なので飲みきれないという人にオススメ。家族で飲むけど、1日1本ではなく、いろいろな銘柄を1杯ずつ飲みたいという時にも活躍してくれます。それこそ、ロスが怖い飲食店にもぴったりでしょう。これから、ワイン好きに広まっていく予感がします。お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
神ガジェットを試すうえでの注意点
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