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唐揚げ批評も起業も同じ!? SNS時代に人を動かすコンテンツ論

柴田:SNSを始めたばかりの時は、単純な投稿をしていたけど、次第に「いいねをもらいたい」「もっと多くの人に見てもらいたい」という風に考えるようになりますよね。好きなものだけ投稿してるより、「あ、こうしたらもっと、いいね、をもらえるようになるんだ」と。受け手側の気持ちを考えているというのは、コンテンツクリエイターと一緒ですよ。

高瀬:たしかにこの本って、予想に反して大学生とか20代前半のサラリーマンとか、若い人たちからの反響が大きかったんです。ビジネス書だし、出版社側も僕も、もうちょっと上の世代に向けた本になるかなってイメージだったんですけど。特に、今の若い人の中で、コンテンツっていう言葉が「自分ごと」になっていたんだろうな。

柴田:「誰もが発信する時代に」っていう意味では、コンテンツの捉え方が変わってきていますよね。僕自身、最近「本を出版したいな」と考え始めています。

高瀬:そうなんだ!どんな本にするんですか?

柴田:最近、ビジネス界のキーマンが書いた、「もっと活動して、行動しようぜ!」みたいな自己啓発本が売れてきていますよね。でも、誰もが行動しろ行動しろって言ってもしょうがないじゃないですか。教育的にこれまでは「これをしなさい」って言われて育ってきてるから、「行動しろ、はわかったけど、何をすればいいかわからない」という人が多いんじゃないかなと。

 たとえば、僕はいろいろ会社を作っていますけど、起業というのは、行動しろという中でも、最難関と思われてるんじゃないかと感じています。だから、「これをやればいいよ」というアイデア集はどうかなと考えています。僕の中ではボツネタだけど、誰かにとっては良いネタかもしれないので。

 そういうのを公開していくと、時代背景にマッチするような本になるんじゃないかなと。「僕でも私にもできるかも!ちょっと起業しちゃう?」みたいな。
 起業することがそれくらいライトな感じになっていくといいなぁって。あわよくば、その中で、僕と起業したいと思ってくれる人が、1人でも2人でも、いてくれたらいいなと思います。

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人がうごく コンテンツのつくり方

数々のヒットコンテンツを生み出したプロデューサーの世界一簡単なコンテンツのつくり方





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