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大事なのは社内評価じゃなくて社外評価「自分のキャリアのコンテンツ化」を考える

コンテンツプロデューサー・高瀬敦也が様々な人を招き、コンテンツについて飲み屋でざっくばらんに語り合う不定期連載企画。記念すべき初回のゲストは、起業家にして投資家というビジネス界の二刀流、ソラシードスタートアップスタジオ代表パートナーの柴田泰成氏。コンテンツづくりと起業・スタートアップの共通点とは……。最終回の今回は、日本における教育の話です! コンテンツプロデューサー・高瀬敦也のコンテンツと〇〇 ゲスト/起業家兼投資家・柴田泰成 第3回

ソラシードスタートアップスタジオ代表パートナーの柴田泰成氏(右)と株式会社ジェネレートワン代表取締役CEOの高瀬敦也氏

教育が日本の典型的サラリーマンを生んでいる

柴田:日本が「ああしなさい、こうしなさい」という教育じゃなくて、「自分で考えてやりなさい」という教育だったら、もうちょっと変わっているかもしれないですよね。 高瀬:小中高時代に「ウソ安心感」みたいなのが植えつけられているんだね。それがサラリーマンの正体。 柴田:「俺だって自由にしてーよ」って思っているかもしれないですけど、「じゃあ明日から自由ですよ、どうぞ」って言われたら、「何したらいいかわかんないわ、怖いわ」、みたいな。 高瀬:そこが、我慢の話につながるんだね。「俺は、我慢してきたんだ、個性が認められない環境でがんばってきたんだ!」と。 柴田:だから、「何でお前だけ!ずるい、けしからん!」みたいになるんですよ。 高瀬:どうしたらいいのだ……(笑)。 柴田:不安を1個1個解消していくことと、事例を作ってくのが良いと思います。何していいのかわからないというのと、生活していけるかわからない不安は、「こうして稼いでいきましょう」という話だったり、そのために「こういう能力をつけるといいよ」、という事例がたくさん出てきていて、明示されていると思うんですよね。外に出て行った時、社内の政治力・駆け引きとかまったく通用しないものなのに、そればっかり磨いているんだよ、というのは知ったほうがいいし。「キャリアのタグ付け」って言われているんですけど、得意なことが1個あるとすれば、もう1個掛け合わせてみたら、これとこれができる人になる。歌って踊れる税理士、みたいな。 高瀬:リクルートの藤原さんの「1/100×1/100理論」みたいな?

会社にいることがリスクだっていう人は、けっこう増えてきてますよね(柴田氏)

柴田:そうです。長期的キャリアを見据えて、「この会社で働こう」、と思って働き始めたら全然違うと思うんですけど、「定年までいるぞ!」と思って働いていると、世の中が変わったり、会社がやばくなっちゃったり、急に外に出たいと思っても何したらいいかわからないという状態がきっとあると思っていて。気づいたら、自分のタグは何だろうと振り返ったほうがいいと思いますね。 高瀬:タグ付けっていい言葉ですね(笑)。俺、会社辞めた理由がいくつかあるんだけど、1つはリスクヘッジ。まさに、タグが欲しくて辞めた。同じ会社で働いていて他のタグが付けられるんだったらいいんだけど、そうならない。例えば『逃走中』でゲームを作りました。『ヌメロン』でアプリを作りました。『世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?』で、海外の文化のことを勉強しました。アニメもやってたんでアニメ業界も詳しいです。営業局でスポットCMのセールスシステムも作りました。って本当だったらタグ付けになってもいいけど、ならないんですよね、社会的には。結局、フジテレビっていうタグしかくれない。 柴田:会社にいることがリスクだっていう人は、けっこう増えてきてますよね。
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サラリーマンにこそ「レンタル移籍」を。キャリアをコンテンツ化しよう
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