槇原敬之『もう恋なんてしない』は救いのない歌だった!? 名曲たちの意外な秘話
スピッツ『ロビンソン』(1995年):仮タイトルがそのまま正式タイトルに採用
L’Arc~en~Ciel『HONEY』(1998年):レコーディングの土壇場で「あと1日だけくれ」
近年は、各メンバーのソロ活動のほうが目立つL’Arc~en~Ciel。1998年にはシングルを3枚同時リリースするという大胆な戦略でヒットチャートを席巻したが、その3枚で最も売れた『HONEY』は、もしかすると違う曲に差し替わっていた可能性があるという。 作曲者のhydeが自叙伝で記したところによると、当時はスケジュールが切迫しており、彼が満足できていない別の曲をシングル用にレコーディングする一歩手前だったそうだ。ただ、『HONEY』のサビの「かわいた風をからませ~♪」というメロディまでは出来上がっていたため、hydeは「あと1日だけくれたら残りも完成させる」と周りに宣言。 そんな火事場の馬鹿力で生み出された『HONEY』は、のちにソロでセルフカバーするほど、hydeにとってお気に入りの1曲に。hydeは「レコーディングや曲作りに時間をかければいいってわけじゃない」とも発言しているが、これは何事にも当てはまるだろうか。
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