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ユヴェントスほか有名サッカークラブと提携…異色の仮想通貨「チリーズ」とは?

 ここ数年、多くの新通貨が登場し、その存在が世間を賑わす仮想通貨。そんななかでもひと際異彩を放つ仮想通貨がチリーズだ。そのチリーズの特色を、仮想通貨に詳しい投資家のA氏は次のように解説する。

「チリーズは、eスポーツを含むスポーツやエンターテインメント市場のファンを活性化させることをテーマにした仮想通貨です。ヨーロッパのマルタ共和国に拠点を置き、昨年、世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスが出資したことでも大きな話題になりました」

 そんなチリーズが4月30日にプレミアリーグの人気クラブ、ウェストハム・ユナイテッドとのパートナー契約を発表した。

「チリーズはこれまでにもフランスのトップクラブで、ブラジル代表のネイマールやフランス代表のムバッペらが所属するパリ・サンジェルマンや、クリスティアーノ・ロナウドが今シーズンから所属するイタリアのトップクラブのユヴェントスとの提携を発表していましたが、それに次ぐ世界的なビッグクラブとの提携になります」


 仮想通貨と有名サッカークラブとの提携。具体的にはどのような展開を予定されているのか。

「お気に入りのチームの試合やイベントなどをクラウドで管理する機能を提供するプラットフォーム『SOCIOS.com(チリーズプラットフォーム)』で、チリーズは使用できることになる予定です。チリーズと提携したクラブは『ファントークン』と呼ばれる独自トークンの発行、ファントークン所有者には、チームの意思決定に参加する権利が与えられることになります。例えば、ユニホームを白か赤で悩んでいるチームに対し、ファントークンの所有枚数に応じ、投票権が与えられ投票が可能になったり、限定商品などが提供されたりするそうです。トークンの価値は需要に応じて変動していきますが、所有するトークンの量に応じてチームに対して行使できる影響力が変わることになります」

 業界内でにわかに注目度が高まっているチリーズ。現在はまだ未上場ではあるものの、上場についてもすでに示唆がされている。

「まだ正式な時期についての発表こそされていませんが、チリーズのCEOを務めるアレックス氏が近い将来の上場について含みを持たせる発言をしています。世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスと、それに次ぐ世界2位のオーケーイーエックスがチリーズに出資していることもあり、上場の準備はすでに相当進められているという見方が業界内では一般的です」

 世界的なサッカークラブとの提携を続々と発表する異色の仮想通貨、チリーズ。一般の投資家が入手できる日もそう遠くないようである。


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