更新日:2023年03月22日 09:35
恋愛・結婚

セクハラ、口説き…フリーランスの女性に忍ぶ魔の手とは?

取材依頼かと思いきや、「妻と別れてから寂しくて……」

 SNSで自分の顔出ししながら活動するフリーランスは多い。恋愛系ライターとして活動する矢田愛花さん(仮名・30歳)もその一人だ。 「仕事は主にwebが多いです。最初は自分や友人の恋愛話や恋愛相談などをテーマに執筆していたのですが、それだけではどうしてもネタが尽きてしまって。そんなとき、ライターの先輩から『恋愛のアドバイスを書くなら顔出ししたほうがイイよ』と言われたんです。それでSNSで顔出しをしたところ、たくさんの恋愛相談や『自分の経験を書いてほしい』という依頼が来るようになったんです」  そんなある日、40代の男性からDMで取材依頼がきたという。 フリーランス 「壮絶な離婚体験をしたというので面白そうだなと思い、電話取材を行ったんです。その書いた記事は結構好評だったのですが、しばらくするとその男性から『違うネタがあるから、今度は会って話したい』と連絡が来たんです。向こうが指定してきた場所はカラオケでした。 たしかに取材のとき、周りに話を聞かれることもないしレンタル会議室を借りるより安く済むのでカラオケを使うことがあるんです。でも、いざカラオケの部屋に入ると取材の話は一切しなくて、『妻と別れてから寂しくて……』『もし矢田さんが良ければ付き合ってほしい』と口説かれたんです。  密室なので何されるか分からないし、逆上されても怖いので相手がトイレに行った瞬間、逃げてきてしまいました。その後、DMで『怒っている?』『ごめんなさい』『でも本当に好きなんだ』『連絡ください』としつこく送られてきました。結局、彼氏に相談して解決しましたが、彼にも『脇が甘すぎるんじゃないの?』と怒られるし散々でしたね……」  依頼する側としては、顔を出しているフリーランスのほうが信用できるというのはあるだろう。だが、女性となると悪用されてしまう場合もある。このような被害は氷山の一角にしか過ぎないのかもしれない。 【結城(ゆうき)】 男女観察ライター。世の男女を観察し、夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer
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