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給料の6割を貯金して、資産2億に。高卒・元自衛官の節約術

 仮想通貨、ギャンブル、アフィリエイト……。だれもが一度は“億万長者”になりたいと願ったことがあるはずだ。そんな心を見透かしているのか、巷には様々な儲け話が転がっている。しかし、どれも手を出しにくいというのが本音だ。  学歴ナシ、コネもナシ。いわゆる一般人の我々にできることはあるのだろうか。 貯金

高卒の元海上自衛官が億万長者に…その秘訣は“節約”にアリ

「億万長者の第1ステップは生活費のコスト削減、すなわち節約です。節約と聞くと、『めんどうくさい』『そんなことしてもたいして変わらない』と思うかもしれません。しかし、貯金を増やすためには、まず毎月の支出を把握し、無駄な出費を抑えることから始まります。月々に携帯代、ランチ代、光熱費など、どこに無駄があるのか、いくら下げられるのかを記録し、見直す。たったこれだけで年数万円は貯金できるようになります」  こう話すのは、昨年末に『高卒自衛官が実現した40代で資産2億円をつくる方法』(あさ出版)を上梓した投資家の生方正さん。高校卒業後、自衛隊に28年間勤務。資産2億円をつくり、46歳でアーリーリタイアを果たした。そんな彼に、“いかにして資産を作ったのか”質問した時に返ってきた言葉だ。 「特別な節約術ではなく、まずは『我が身を顧みる』ことが重要です。物を買う時、“これは今、自分にとって本当に必要か?”と自問自答を繰り返し、ひとつひとつ解決していくことが節約の一歩です」
生方正

海上自衛隊時代の生方正さん

 生方さんは自衛官時代からアーリーリタイアを考え、不動産投資を開始。その資金は、徹底的に節約をして給料の手取りから6割を貯金に回すことから始まった。かなりストイックな気もするが、「余裕ができたら貯金する」では、一生かかっても貯まらないという。

陸にあがると散財する同僚が多かった

 そもそも生方さんが節約を心掛けるようになったのは、自衛官時代に「お金がない」と嘆く同僚の姿を数多く見てきたからだ。 「現役時代、航海に出るとなかなか帰還できない。本来、給料は貯まる一方なんですよ。でも仲間は仕事のストレスからか、陸にあがると散財しまくり、貯金がなくなっていく姿を目の当たりにしてきました。僕は先を考え、貯蓄することを最優先で仕事していました」 貯金ナシ まさに、“反面教師”と言えるのかもしれない。彼の好きな言葉は「塵も積もれば山となる」だ。 「もしも1か月に1万円を節約できれば、年12万円。10年で120万円です。それまでの自分は無駄が多かったと気がついて。節約して浮いたぶんを貯蓄に回し、そのお金を元手に不動産投資……。  自衛官時代、まわりは喫煙者ばかりで誘惑も多かった。僕もストレスから吸いたいと思うこともあったのですが、タバコ代が450円だとして、月に20箱で9000円。吸わないことによって年に約11万円、10年間で110万円も節約できる。そのうえ、健康も損なわないと考えれば、その欲求はすぐに収まりましたけどね」  筆者も生方さんの話を聞くまで、コンビニでも不必要なものをついつい購入していた。居酒屋などで酒が入れば、ついつい気が大きくなってハシゴ酒。Amazonで買い物する時にも深く考えずにクリックしていた。しかしそれ以降は、生活を改めるようになった。  たとえば、同じドリンクを買うならコンビニよりも近くのドラッグストアに行けば同じ商品が50円安く買える。筆者は喫煙者でもあるが、タバコも30円安い銘柄に変えた。飲み会の誘いも少なくないが、自分にとって本当に重要だと思えるものしか出席しないようにした。携帯のプランも見直したところ、月3000円も減らすことができた。  このように、少しずつ自分にできることから始めるのが大切だという。
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節約はするが、ケチではない
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高卒自衛官が実現した40代で資産2億円をつくる方法

高校卒業後、自衛隊入隊。その後46歳でアーリーリタイアを果たした著者が、今日まで試行錯誤を繰り返し、進化させてきた節約の技術やお金と時間を無駄にしない超実践的な方法を解説。


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