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KANA-BOON飯田みたいに、失踪したくなった時の対処法をキャバ嬢に聞いた

みんな自分のことを好きだと思って接する

キャバ嬢に訊け 「嫌な相手に何も言わないのはストレスになるので、気心知れたお客さんには言うようにしています。でも、それで関係が悪化して困る相手もいますよね。そういう人にはとことん話を聞いて、優しくするようにしています。中にはひねくれていて余計に怒る人もいますが、そんなときは相手の良いところを探して褒めるようにしています。そうすることで相手は良いイメージを壊したくないので、こっちが思っているイメージのように振る舞うんです。  うちの店の子にも同じような接客をしている子がいて、『お客さんはみんな自分のことを好きだと思って接客している』そうです。相手が自分のことを好きだと思い込むと、優しく接客できるのだとか。もし内心嫌われたとしても、相手は自分のことを好きだと思っているのでプラスに考えられるそうです」  また、面倒臭い人間に対してはこのように対処しているとサユリさんはいう。 「どうしても嫌な相手と関わらなければいけないときは、相手のことをとことん観察するようにしています。よく、芸能人でもアンチっているじゃないですか。私はアンチとファンは実は紙一重だと思っていて、芸能人のSNSに嫌なコメントを書く人って実は1番のファンなんじゃないかと思うんですよ。私も以前、嫌いな芸能人がいてその人のブログをずっと見ていたら一周回って好きになってしまったんです。  相手をとことん観察すると、意外とその人の可愛さが見えてきたりするんですよね。逆もあって、大好きだった彼氏が別れた途端に急に嫌いになるパターンもあるんですけれど(笑)。でも本当に嫌いな相手だったら、どうでも良くなるのでそこまで気にしないと思うんですよね」  毎晩、様々な人の愚痴やうっぷんを聞くキャバクラ嬢。日常から逃げ出したくなったとき、彼女達に相談するのもひとつの解決策かもしれないと筆者は思った。<取材・文/カワノアユミ> ― シリーズ・キャバ嬢に訊け ―
―[キャバ嬢に訊け]―
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在は夜の街を取材する傍ら、キャバ嬢たちの恋愛模様を調査する。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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