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予約殺到の「睡眠用うどん」を体験!うどん状ふとんの寝心地は…?

現代特有のあの辛さも解消

 起きてから眠るまで、現代人はとにかくスマホと共に暮らしている。そんな中で、スマホが誕生する以前から存在するものの中には、共存にストレスが伴うものも少なくない。その一つが布団だ。
睡眠用うどん

スマホ対策も完璧

 眠る前、仰向けになりながらスマホを見ていると布団の重さで腕がすぐに疲れてしまう。だからといって腕を布団から出そうとしたら肩まで出すことになり、冬なんかはすぐに断念せざるを得ない。しかし「睡眠用うどん」は、その形状から、見事に外に出る部分を最小限に抑えられるのだ。  諸説あるが100年以上前に日本で誕生したうどんが、21世紀のこの世の中のストレスまで軽減することになるとは、驚きだ。

一体誰が考え出したのか

発案時の実際の画像

発案時の実際の画像。これが「睡眠用うどん」の完成予想図だったのだ(提供:悟空のきもち)

試作品風景

試作品風景(画像提供:悟空のきもち)

 これを考案したのは「悟空のきもち」という頭の揉みほぐしサロンを運営する方々。スタッフ同士の雑談の中の「うどんで寝たい」という会話からはじまったという。それを実際に作ってみようと動くところも凄いが、試作品まで存在した。もとは縦の麺がもっと細く本数が多かったり、枕が付いていなかったりしたが、試行錯誤を繰り返して現在の形に至ったのだ。  さらに、現在はアタッチメントを付け足していき、ダブルやキングサイズにも進化させていけるよう構想中だそう。まだ発売前ながら未来にまでの未知なる可能性を秘めていると言える。  もしかすると、睡眠用うどんを「うどん」と呼ぶようになり、食べるうどんを「食用うどん」と呼ぶ時代がやってくるかもしれない。<取材・文/Mr.tsubaking>
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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