手軽で面白い!セルフカットしたくなるヘアカッター
安く済むということだけでなく、バリカンの性能が上がったこともあるのか、髪の毛をセルフカットする人が増えている。ユーチューブにはいくつもの動画がアップされており、それらを観ると、確かに自分でも手軽にできて、面白そう!
パナソニック メンズヘアカッター ER-GC72
実勢価格:約5500円/サイズ:W51×D44×H173mm/重量:約157g(本体のみ)
ちょうど長年カットをお願いしている美容師さんが長期休暇に入り、私が髪を切りたかった時期と重なったので、すぐにバリカンを探してみた。
調べてみるとバリカンはひげを剃る電気シェーバーと同じメーカーが製造している。ブラウン、フィリップス、パナソニックが有名ブランドだ。ネット通販には中華ブランドもいくつかあって、当然安い。しかし、実際の商品を手に取って見たかったし、長年パナソニックの電気シェーバーを愛用、信頼しているので、今回はパナソニックを選択した。
電源方式には、コードを繋ぐ交流式、コードレスの充電式と電池式、そして交流・充電兼用の4タイプがある。パナソニックは電池式が1モデル、ほかはすべて交流・充電兼用だ。
セルフカットの動画では、バリカンの刃に被せるアタッチメントを15mmから12mm、8mm、5mm……というように段階的に短くして刈り上げ、失敗を防ぐことを推奨していた。上部はハサミで好みの長さにカットしてから、スキ刈り用のアタッチメントで重さを調節するとまとまりやすいという。
そこで今回はそういった条件に該当するモデルの中から、「メンズヘアカッターER-GC72」を購入した。刈りにくい耳まわりはコードレスで刈って、電源に繋げば電池が弱くなって切れ味が鈍ることもない兼用タイプは、高価だが便利。1~10mm、11~22mm、ナチュラルと呼ぶスキ刈り用の3種類のアタッチメントがあり、思った通りの長さに調節が可能だ。切れ味のよい45度鋭角刃は刈り残しを低減させ、仕上がりもよい。水洗いが可能なので、清潔さも保てる。
と、ここまでいかにもセルフカットしたように書いているが、私は失敗したくないので、買ってきたバリカンを器用な妻に渡し、カットしてもらった。これが想像以上によい仕上がりで、とても満足している。セルフカットもいいが、家族や恋人にカットしてもらえば、他にはないコミュニケーションができる! 反省の丸刈りに使われないように注意が必要だが……。
アタッチメントは3種類あり、長さ調節は0.5mm間隔で38段階の調節が可能。スキ刈り用のナチュラルアタッチメントはかき上げるように刈るだけでボリュームや長さ調節ができ、ちょい長めのスタイルにも◎。
【今週のジバラー】PONCHO(ぽんちょ)
登山、トレイルラン、自転車、キャンプ、旅やエコをテーマに雑誌、ウェブで企画、執筆する編集・ライター
細かいセルフカットに最適なメンズヘアカッター
パナソニック・メンズヘアカッターのここがスゴイ!
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