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14年目「笑ってはいけない」シリーズ名場面を年末前に振り返る

大量発生してメンバーを追いかけ回すあのキャラクター(2014年)

「笑ってはいけない」シリーズ終盤の定番である「絶対に驚いてはいけない」コーナー。2014年の『絶対に笑ってはいけない大脱獄24時』では、誰もが知っている有名キャラクターが登場した。  メダルを5枚集めて脱獄するという訓練を行うメンバー。集めたメダルを台座にはめた瞬間、館内アナウンスが鳴り響き、5人を捕らえようとする覆面看守と『ポケットモンスター』の人気キャラクター・ピカチュウが、台座の近くの壁を破って現れた。
 アニメ『ポケットモンスター』(テレビ東京系)の主題歌『めざせポケモンマスター』がBGMとして流れるなかで、ピカチュウの集団と覆面看守に追いかけられる5人の姿は、その絵面のインパクトからお茶の間の笑いを誘った。

まさかの定番外しの感動シーン? と思いきや…(2013年)

絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時

ガースー塩大福や方正に友好の意思を見せる宇宙人など、話題を集めたアイテムやキャラクターが数多く登場した。(画像はDVD『絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時』より)

 最後は「笑ってはいけない」シリーズの定番ネタである、ココリコ田中のタイキックシーンからの紹介だ。  ルールとは無関係に田中がタイキックを受ける罰は、2010年の『絶対に笑ってはいけないスパイ24時』から定番化。この2013年の『絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時』では今までの経験からか、田中も引き出しから出てきたDVDの内容に警戒を見せていた。 DVDを再生すると、田中の息子が田中への感謝の気持ちを綴った手紙の朗読が流れ、田中だけでなく相方の遠藤も涙を流していた。しかし、手紙の最後に名前を読み上げるところでタイキックを宣告され、例年通りタイキックを受けることとなった。 ――吉本興業の闇営業問題や、出演者である佐野史郎の怪我によって、放送前から逆風にさらされている今年の『笑ってはいけない』シリーズ。是非とも例年と変わらず、笑って年を越せる番組を目指してほしい。<文/佐久間翔大(A4studio)>
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