松下奈緒演じる主人公の腫瘍内科医・恩田心は日本ではまだ比較的数の少ない“がん診察のスペシャリスト”。その心とバディを組むのが木村佳乃扮する有能な消化器外科医・梶山薫。この二人を中心に、がん治療の最前線の今を描き出すメディカル・ヒューマンドラマで、ここでは二人が勤務する横浜みなと総合病院の腫瘍内科で研修医・夏樹奈海を演じている岡崎紗絵（24）を要チェックしたい。

この投稿をInstagramで見る

岡崎紗絵(@sae_okazaki)がシェアした投稿 – 2020年 2月月13日午前4時44分PST

　現在は女性ファッション雑誌『Ray』の専属モデルでもあるが、2015年から本格的に女優業に進出し、’18年には『ブラックペアン』（TBS系）、’19年には『トレース～科捜研の男～』など、次々に話題作に出演。さらに今年1月に公開された映画『mellow』ではヒロイン・古川木帆を演じるなど、今、勢いに乗っている若手女優の一人だ。本作ではいつも前向きな努力家だが、たまに頑張りすぎて空回りしてしまうキャラを熱演中。しかもとある理由で小児科医を目指しているので、その行方がどうなるかも気になるところだ。 　驚異的な身体能力を持つ謎の女・ミスパンダにして女流囲碁棋士の川田レン（清野菜名）と彼女を操る男・飼育員さんこと森島直輝（横浜流星）が、世間にはびこるグレーな事件に“シロクロ”つけていく痛快ミステリー。毎回毎回謎が謎を呼ぶ展開となっているが、その中でも終盤のキーポイントとなりそうな一人が、白石聖（21）が演じる直輝の恋人・佐島あずさだ。

今夜9時放送の #行列のできる法律相談所 に出演します！

そしてそして、そのあと10時30分から #シロでもクロでもない世界でパンダは笑う 初回放送です。
是非お見逃しなく〜〜〜🐼#シロクロ pic.twitter.com/inWrfXhPWp

— 白石聖 (@shiraishi_sei) January 12, 2020

　つねに直輝に指示を出す謎の人物“Mr.ノーコンプライアンス”で現役法務大臣・佐島源造（佐藤二朗）の娘であり、中学生時代にコアラの仮面を被った男に誘拐されているからだ。刑事だった直輝の父・哲也（田中圭）がその捜査の途中で謎の死を遂げてしまったため、直輝はこの事件の真相を突き止め、復讐を誓っている。そのための手段としてあずさと付き合っているのである。そしてあずさも直輝の気持ちが実は自分にないことを薄々気づいており、これが終盤の展開にどう関わってくるのかに大注目。ちなみに演じる白石聖は昨年、“美少女タレントの登竜門”とされる結婚情報誌『ゼクシィ』の第12代CMガールに起用されるなど、今や目が離せない若手女優の一人だ。 　最後に23時台のドラマからは『パパがも一度恋をした』（フジテレビ系・毎週土曜23時40分～）で主人公の娘・トモを演じる福本莉子。全員、これからの連ドラにおいて重要ポジションを担ってくれると期待している。＜文／上杉純也＞