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洋画や海外ドラマの主人公が使う銀色の水筒。その名前や正しい使い方は?

 洋画や海外ドラマで、主人公がズボンの後ろポケットや胸ポケットから銀色の水筒を取り出し、おもむろにウイスキーを飲むシーンを見たことはあるでしょうか? あの水筒は「スキットル」や「ヒップフラスコ」と呼ばれる酒飲み御用達のアイテムです。

洋画や海外ドラマで見かけるのは、こんな感じのです

 ウイスキーやブランデー、ウォッカ、ジンといった蒸留酒を入れて、外出先で飲むために利用します。禁酒法時代にはお酒を持ち歩いていることを隠すために使われたのですが、現在はアウトドアグッズとして認知されています。

酒飲みなら知っておきたいスキットルの正しい使い方

 ほとんどが金属製で丈夫な造りになっており、多くがカーブしたデザインになっています。これは、ズボンの後ろポケットに入れることを想定しているためです。容量は100~300mlくらいが一般的ですが、ポケットに入らない500mlや1lといったサイズの製品もあります。

筆者が使っているスキットルを並べてみました

 価格はピンキリで、お酒についているおまけから1000円程度のもの、数万円するものまであります。安価なステンレス製だと、お酒に金属のニオイが移ることがあります。これが気になるなら、チタン製を選ぶとよいでしょう。デザインも材質も多様で、有名ブランドの1万~2万円のものなどは一生ものです。  また、蓋がとても小さいのが特徴で、中を洗うのが難しいのが特徴です。とは言え蒸留酒を入れているので、そこまで念入りに洗うことも少ないでしょう。筆者は熱湯で洗って乾かしています。  ニオイの移りやすさや洗浄のしにくさといった理由で、ワインや日本酒といった醸造酒を入れるのには向いていません。もちろん、ジュースも避けたほうがよいですし、炭酸飲料はNGです。  注ぎ口が小さいので、瓶から直接注ぐのは難しいでしょう。じょうごなどを利用し、こぼさないように入れましょう。また、飲みきらなかった分はボトルに戻さないほうがよいので、飲みきる分だけにしておくことをオススメします。

じょうごなどを使ってウイスキーを注ぎます

きっちり蓋を閉めます


飛行機への持ち込みはNG。海外では屋外の飲酒禁止の国も

 筆者は、牡蠣パーティに呼ばれるときには、調味料としてピートの効いたウイスキーをスキットルに入れて持参します。他には、花見の宴会に、上等なブランデーを入れて行ったりします。外出先で、普通であれば一般的なお酒も手に入らないような状況でも、手軽に美味しい蒸留酒を楽しめるのは最高です。

外出先で、ウイスキーを楽しめます

 注意したいのが、飛行機です。蒸留酒を入れたスキットルは国内線も国際線も持ち込むことはできません。持ち込めるのは、瓶に入った小売りの状態のお酒だけになっています。昨年、飛行機の中でスキットルからスコッチウイスキーを飲んでいる人を見かけたので、いろいろ調べたのですが、駄目なものは駄目なようです。  また、日本は屋外での飲酒に寛容ですが、海外では法律で禁止されていることも多いので注意してください。いつでもどこでも蒸留酒を飲んで酔っ払っていいわけではないので、常識を守って楽しみましょう。お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「Wi杯」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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