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モーリス・ホワイトも認めた歌唱力。小比類巻かほるのシンデレラストーリー

―[クリスのお宝箱]―
小比類巻かほる編 アナログ盤、CD、DVDなど約2万枚以上。さらに雑誌やポスター、グッズ、珍品なども所有し(現在も収集中)、アーティストからも認められるほどの大の音楽ファンのクリス松村が、MCを務める『ミュージック・モア』で秘蔵のコレクションからとっておきの1枚を披露!  初夏のいい季節になりましたね。そんな季節に合わせて、今日は真っ赤なマリンルックで決めてみました。  さて、今回の『ミュージック・モア』のゲストは、デビュー35周年を迎えられた小比類巻かほるさん。抜群の歌唱力と洋楽テイストの楽曲で、女性R&Bアーティストのパイオニアとして一世を風靡しました。愛称はKohhy(コッヒー)。

ゲストは小比類巻かほるさん!

 1985年にデビューされ、1987年『Hold On Me』が大ヒット! どんなキッカケで歌手になったのか……、意外な答えが返ってきたんです。 「もともと歌手になりたいと思っていたわけではないんです。レコーディングのエンジニアを目指してアルバイトをしていたんです。だから、こんなスタジオの機材に囲まれると、いまでもワクワクするんです」(小比類巻)  エンジニアを目指していたのに、なぜ、歌手に? その答えは番組で!

オープニングは、アカペラで『Hold On Me』、ピアノとバイオリンで『City Hunter』を披露

日本で最初に発売された洋楽の12インチシングルって何?

 ところで 小比類巻かほるさんは英語が堪能で、あのプリンスやアース・ウィンド&ファイアー(EW&F)のリダー、モーリス・ホワイトに認められた数少ないアーティストです。  そこで、「クリスのお宝箱」から出てきたのは、EW&Fの『Boogie Wonderland(ブギー・ワンダーランド)』です。これはLPレコードのように見えても、12インチのシングル(45回転)で、当時は「ジャンボシングル」と呼ばれていました。  日本で最初に発売された洋楽の12インチシングルが、このレコードなんです。  帯には、こんな文字がありました。 ・特別価格1000円 ロングバージョン9分 ・最高・最強の音質でEW&Fを楽しもう ・音の迫力が増大 高音域の再生帯域が1.8倍に拡大

「ジャンボシングルという言葉があったんですか!」と驚く小比類巻かほるさん

 さらに、帯にはこんなかっこいい紹介文も。 「恒久の平和が棲むという不思議の国“ワンダーランド”、それは人類の果しなき旅の終着駅。“愛”と“夢”をディスコ・サウンドに託し、壮絶無比、超強力ダンス・ナンバー。」  私も、超強力なダンス・ナンバーにのってディスコで踊ったものです。そんな思い出がたくさん詰まった大切な一枚です。

日本で最初の12インチシングル『ブギー・ワンダーランド』(1979年発表)


EW&Fのリーダーモーリス・ホワイトとの出会いは…

 EW&Fのリーダーと言えば、モーリス・ホワイト。どのようにしてモーリス・ホワイトと出会ったのか、そのあたりを伺うと……。 「EW&Fのコンサートを見に行ったんです。そのあと、なぜか楽屋まで通され、打ち上げ会場まで連れて行かれ、なぜか、一緒にお酒を飲んで、(もし聴いてくださるなら)と勇気を振り絞って、モーリスにアルバムを渡したんです。そのあと、プロデュースをしたいと言ってくれて」

モーリス・ホワイトとの思い出のツーショット

 レコーディングスタジオの見習いエンジニアが、ひょんなことから歌手になり、あのプリンスやモーリス・ホワイトから曲を提供されるなんて、まるでシンデレラストーリーみたいです。  世界が認めたコッヒーの歌唱力は、番組のスタジオライブで、どうぞ! 『Hold On Me』『City Hunter』、そして最新アルバムから『I Know You ありがとう』を披露しました。5月14日放送の番組をご覧ください(※4月から放送時間が変わりました)。
―[クリスのお宝箱]―
タレント、音“楽”家(おんらくか)。 邦楽、洋楽問わず、音楽好きが高じて、番組出演にとどまらず、テレビやラジオの番組監修、構成、音楽解説なども手掛ける。TOKYO MX『ミュージック・モア』(木曜25時05分・金曜16時30分放送)ではレギュラーMCを務める。
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