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湘南の海で会った南佳孝と杉山清貴のありそうでなかった新ユニット

―[クリスのお宝箱]―
南佳孝&杉山清貴(Half & Half)編 アナログ盤、CD、DVDなど約2万枚以上。さらに雑誌やポスター、グッズ、珍品なども所有し(現在も収集中)、アーティストからも認められるほどの大の音楽ファンのクリス松村が、MCを務める『ミュージック・モア』で秘蔵のコレクションからとっておきの1枚を披露!
南義孝さん(左)と杉山清貴さん

南義孝さん(左)と杉山清貴さん

 みなさん、知ってました? 最近、海外で70~80年代に発表された日本のシティポップスが大注目されているんです! 例えば、竹内まりやさんの『プラスティック・ラブ』は、YouTubeで、2,000万回以上の再生回数を叩き出しています。  この曲は、1984年に発表されたアルバム『VARIETY』に収録されたもので、プロデュースは、もちろん山下達郎さん!  このYouTubeを見て、世界中から、こんな声が……。 「80年代の日本に行ってみたかった!」 「まりや、可愛い!」 「レコードがほしい!」  絶賛の嵐なんです。

ありそうでなかったシティポップスの代表格による新ユニットが誕生!

 このように海外で注目を浴びている日本のシティポップスですが、その代表格といえば南佳孝(※1)さんと杉山清貴(※2)さん。このお2人が新ユニット「Half & Half」を結成しました。2人の歌声は、まさにお宝なんです!
南義孝さん(左)と杉山清貴さん

「25年前、お2人は、どこの海で出会ったんですか?」と興味津々のクリス。

 2人が出会ったのは25年も前のこと……。 「湘南だったね。仕事じゃなく、プライベートの海辺で顔を合わせただけ。その後、仕事ではたまにすれ違うくらいで、5年ほど前に出演したイベントでの共演がきっかけでジョイントライブをやることになったんです」と南さん。  ライブを重ねて行くごとに盛り上がり、“南佳孝+杉山清貴”名義でCDをリリース。2017年、アルバム『Nostalgia』を発売し、それが大好評で第2弾の共作アルバムが、こちらの『愛を歌おう』です。
クリス松村

ビートルズのカバーやオリジナル曲が収められた共作アルバム第2弾『愛を歌おう』

 今回のアルバムは、作詞を杉山清貴さん、作曲を南佳孝さんが担当した『愛を歌おう』などの書き下ろし新曲5曲のほか、ビートルズなどお2人の歌声が生きる5曲をセレクトしています。  ビートルズをこよなく愛す、お2人のハーモニーが耳に心地よく素敵なんです。このアルバムもお宝になること間違いなし!
南義孝さん(左)と杉山清貴さん

意外なほどぴったりな南佳孝さんと、杉山清貴さんのハーモニー

 今回のスタジオライブでは、南佳孝さんと杉山清貴さんの新ユニット「Half & Half」で『Pink Flamingo(作詞・作曲:杉山清貴)』と、『愛を歌おう』(作詞:杉山清貴 作曲:南佳孝)』を披露していただきます。11月7日放送の番組を、どうぞお楽しみに! (※1)南佳孝(みなみよしたか)。東京都大田区出身。大学在学中はジャズに傾倒し、アルバム『摩天楼のヒロイン』(松本隆プロデュース)でデビュー。1979年の『モンロー・ウォーク』を、郷ひろみが『セクシー・ユー』のタイトルでカバーし大ヒット。その後、『スローなブギにしてくれ』などの映画音楽やCMソング、他のアーティストとのコラボレーションやプロデュースを行う (※2)杉山清貴(すぎやまきよたか)。神奈川県横浜市出身。ポプコンで入賞した“きゅうてぃぱんちょす”を前身に、1983年に「杉山清貴&オメガトライブ」としてシングル『サマーサスピション』でデビュー。解散後、86年に『さよならのオーシャン』でソロデビュー
タレント、音“楽”家(おんらくか)。 邦楽、洋楽問わず、音楽好きが高じて、番組出演にとどまらず、テレビやラジオの番組監修、構成、音楽解説なども手掛ける。TOKYO MX『ミュージック・モア』(毎月第1・第5土曜日午前11時30分放送)ではレギュラーMCを務める。
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