恋愛・結婚

「50万円のバッグで俺の女に…」 おじさん客に迫られたキャバ嬢が取った行動

聖羅、“とんずら”を決意

「人として最低なのは百も承知ですが、単刀直入に言います。このままバックレるという作戦です」 「まず、買ってもらったバッグに貴重品を入れ替えました。そして持ってきた3000円の合皮のバッグを空にしました。このバッグを身代わりにしたんです。そして秀吉さんに“お腹が痛い”と告げ、席を離れました。私は買ってもらったバッグとおばあちゃんからもらったお守りを持って、猛ダッシュで逃げたんです。  ぶっちゃけ怖かったです、見つかったら殺されるんじゃないかって。でも体の関係は持ちたくないし、バッグも欲しかった。人として終わってるのはわかってるんですけど…ごめんなさい」 走る 金曜日の夜、男女で賑わう歌舞伎町の中を全速力で駆け抜けた聖羅さん。まさに“夜の蝶”のようだ。 「20分くらいして、秀吉さんからの連絡の嵐です。既に電車に乗っていたのですが、震えが止まりませんでした。まずいことをしたかもしれないと怖くなりました。秀吉さんには“お腹が痛くてトイレから出られない”と送り続けました。そしたら、彼が“嘘つくな、殺すぞ”って言い出して…。そこから無視しました」  その日以来、秀吉さんからの連絡はなかった。しかし、聖羅さんはある恐怖体験を語ってくれた。 「時間が経ってからの話ですが、私が体験入店したお店に、秀吉さんが遊びに来ていたんです。気がつかれはしなかったのですが、心臓がバクバクしました。まあ、私が悪いんですがね…」  彼女の行為は人として褒められたものではない。だがパパ活でも「物を買ってあげた途端に連絡がつかなくなった」という男性の嘆きはよく聞く。狙った女性を落としたいならば、物やお金で釣るのではなく本気で惚れさせることが大切なのだ。まあ、それが難しいのだが……。<吉田みく>
1
2
おすすめ記事