ヨーグルトを食べるなら朝か夜か…免疫力を高める習慣はどっち?
Q2 歯磨きは「朝食前」or「朝食後」?
A 「朝食前」
感染症を防ぐには、口腔ケアが非常に重要。歯周病菌などが大量に口腔内に存在すると、免疫システムがそれを攻撃するため炎症を起こし、防衛力が弱くなって細菌やウイルスの侵入を許してしまいます。朝起きた時の口腔内には細菌が約1兆個も存在するといわれ、そのまま朝食を取ると、これを飲み込んでしまうことになるんです。
Q3 ヨーグルトを食べるなら「朝」or「夜」?
A 「夜」
ヨーグルトは腸内環境を整えてくれる頼れる味方。もちろん、どんなときに食べてもその効果は得られますが、免疫力向上には体内リズムに合わせて「夜」に食べるのがおすすめ。人間の腸の働きが最も活発になるのは22時~翌2時くらいといわれており、この「腸のゴールデンタイム」にヨーグルトを体内に届けるには夕食後あたりがベストタイミングです。
Q4 お酒は「適量ならOK」or「極力飲まないほうがいい」?
A 「適量ならOK」
体質的にお酒が飲める人に限りますが、適量のお酒は薬と心得ましょう。お酒は胃液の分泌や消化吸収を助けてくれ、心身のリラックス効果も得られます。特に食欲のないときなどは、適量のアルコールを摂取することで胃が活発化されて、代謝も良くなります。ただし、成人男性のアルコール摂取の適量は一日20gといわれているので、飲みすぎは厳禁です。
Q5 運動するなら「ガッツり筋トレ」or「のんびりウォーキング」?
A 「のんびりウォーキング」
運動も体温や血流量を上げるのに効果的です。しかし、過度な運動をすると、かえって筋肉などに炎症が起きてしまい免疫力が下がってしまいます。ゆっくり歩き、たまに3分ほど早歩きをする「のんびりウオーキング」が効果的。日中に行えば、適度に日光を浴びることで体内にビタミンDが増え、さらに免疫力を高めてくれます。
<取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/工藤玲久 モデル/三宅克治>
※週刊SPA!5月26日発売号の特集「免疫力(高)ボディをつくる!」より
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