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朝ドラ『エール』に出演する注目女優たち。元AKBの1期生も…

『あな番』女優が見せる演技 今村和子(金澤美穂)

 音が通う東京帝国音楽学校の声楽科の生徒で声域は女性にしては珍しいアルト(女性の低い声)。音が入学して最初に挨拶を交わした隣席の女学生である。音の友人といえば、清水葉月扮する筒井潔子もいるのだが、注目してほしいのはこの今村和子である。
 というのも、演じる金澤美穂は昨年の話題作『あなたの番です』(日本テレビ系)に出演していたからだ。演じた役は203号室に住む中国人留学生のシンイーといえば、お分かりになる方も多いのでは。中国なまりの日本語を話し、「しばし待たれよ」などの古くさい言葉遣いをする個性的な中国人を好演していた。  今回演じている和子は上品でおっとりしているものの、学園のプリンス・佐藤久志(山崎育三郎)を見てはしゃぐなど、少しミーハーというか、お年頃の女性らしい一面もあるチャーミングなキャラ。音にとっては気軽に話せる頼もしいクラスメートだ。そして、演じる金澤美穂自身が独特の柔らかい雰囲気を発していることもあってまさにハマり役となっている。この音楽学校のシーンはストーリー上、何かと緊張感が漂いがちなのだが、和子の存在が“癒し”になっている点は見逃せない。

元劇団四季出身の実力派新星 藤丸(井上希美)

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「やすらぎの刻~道」最終話。 たまらなく、心がぎゅっと締め付けられています。一年間見守って下さった皆様、本当にありがとうございました。 やっとやっとやっと、ゴールです。 根来信子を通して見えた、色とりどりの景色がありました。いつも家族の一歩後ろを歩いている信子だからこそ、見させてもらえた家族の表情がありました。 根来家はじめ、信子の人生と関わって下さった小野が沢の皆さん。心から、ありがとう。 そしてなにより、信子を産んで下さった倉本聰先生、心からありがとうございました。 やすらぎとの出逢いは、永遠に、私の特別な宝物です。様々な出逢いと別れ、すべてを心に留めて、これからの人生を強く歩んで参ります。 道は、つづきますから。 最後にもう一度。 応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。 これにて、完結! #やすらぎの刻 #やすらぎの刻道 #テレビ朝日 #根来家 #信子 #井上希美 #一年間ありがとうございました

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 げた屋の娘だが、芸者として歌手デビューする。裕一が作曲した『船頭可愛いや』を歌うことに。演じる井上希美は夏目千鶴子役の小南満佑子と同様にこれまでは主に舞台で活躍していた。しかもなんと劇団四季出身である。同劇団在籍時代には『サウンド・オブ・ミュージック』のリーズル役』『美女と野獣』のベル役を好演。退団後にテレビドラマに進出し、『やすらぎの刻~道』で、連ドラ初出演を果たした。ドラマは本作が2本目という新星なのである。  実は現在放送中の第9週『東京恋物語』の回にはまだ登場していない。これから裕一が音楽家として本格的に活動していくなかでどのような関わり方をするのか、要チェックである。  残念なことに新型コロナウイルスの影響で『エール』は6月29日放送分から第1回~の再放送に入ってしまう。それまでの約1カ月、この5人の女性キャラクターにぜひ注目してほしい。<文/上杉純也>
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