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Yahoo!天気はもはやインフラ。自然災害に備える「災害情報配信アプリ」3選

 今年の梅雨は随分と長い。九州に甚大な被害をもたらした線状降水帯だが、これは筆者の地元である静岡市にも来ている。土砂降り、というよりも滝降りと表現するべき量の雨が続いている状態である。1974年の七夕豪雨を思い出す年配の人もいたほど。  しかし現代はスマートフォンというものがある。天気や災害に関する情報を表示するアプリをダウンロードし、いつ起こるか分からない自然災害に備えようではないか。

雨雲の動きをチェックできる『Yahoo!天気』

 現在の天候や災害情報を知らせる定番アプリ、『Yahoo!天気』。ある程度スマホを使いこなしている人の間では「生活インフラ」と表現すべきものではないか。
Yahoo!天気

画像は、「Yahoo!天気」(以下同)

 Yahoo!天気では現在地の天候や災害情報を即座にチェックすることができる。たとえば、今は晴れているが3時間後にはどうか……という場合には雨雲レーダーで雲の動きを確認。 Yahoo!天気 雨雲がどこに行くのか、リアルタイムで情報を取得することができる。筆者は二輪車に乗るから、細かい天候確認は欠かせない。これがなければ梅雨の時期にバイク走行などできない、というくらいだ。決して誇張ではない。 Yahoo!天気 緑色から赤色の雨雲がかかっている部分は、ちょうど新東名高速道路の真上。筆者の自宅から新静岡ICは目と鼻の先で、故に新東名にはよく世話になっている。 Yahoo!天気 真っ赤な物体が、まさに我が地元へ襲いかかろうとしている。もしもこのタイミングで新東名に乗り入れたら――筆者はこうして記事を書いていないかもしれない。もしも筆者が事故死したら、葬儀は地元のカトリック教会で行う旨を念のため明記しておきたい。  そうならないためにも、Yahoo!天気は絶対に欠かすことができない。
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ノンフィクション作家、Webライター。1984年10月11日生。東南アジア経済情報、最新テクノロジー、ガジェット関連記事を各メディアで執筆。ブログ『たまには澤田もエンターテイナー

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