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コロナ下で貯金ゼロでも…二児を育てるシングルマザーの節約術がたくましい

 コロナ禍で収入減や休業に直面しても、子供にかかる費用は変わらないし、ローン返済も待ったなし。ならば、危機的な状況でもたくましく生きる“貯金0円家族”のお宅を訪問し、独特すぎるそのサバイバル術を学んでみるのはいかがだろうか? ▼カフェオーナー

給付金がいまだ支給されず怒り心頭。市長のSNSにカチコミする母

[貯金0円家族]の危機

シングルマザーの風間暁さん(28歳)

 カフェ経営やカメラマンの仕事をしながら2人の男の子を育てるシングルマザーの風間暁さん(28歳)。趣味で集めるエスニックテイストの布や雑貨で飾られた部屋は、就学前の子供がいるとは思えないほど整頓されていて清潔だ。 「シングルで、私が持病を抱えているということもあり、この都営住宅の家賃は月9000円なんです。でも、経営しているカフェは3月から閉めていますし、カメラマンとしてはウェディングや新生児の撮影が主だったため、全く仕事がない状況。事情があって親や元夫にも頼れず、6月にとうとう貯金ゼロになってしまいました」
[貯金0円家族]の危機

銀行口座の残高は7月12日の時点で1152円。「収入の関係で、児童扶養手当はなし。本気で収入を増やしたい」

 切羽詰まった状況にもかかわらず、5月末に申し込んだ特別定額給付金が7月の取材時にはまだ入ってなかった。 「3人家族なので、30万円入る予定です。私たちなら2か月は暮らせる額ですから、一刻も早く欲しい。近所の老人ホームでは自殺者が出たみたい。市民の苦しみは限界に達しているのに、市は『今やること?』と思うような施策ばかりを進めていて、本当に憤りを感じています。Facebookで、市長をタグ付けして窮状を書き込んだりしていますよ」
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自家焙煎珈琲で、丁寧な暮らしを保つ
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年収100万円で生きる-格差都市・東京の肉声-

この問題を「自己責任論」で片づけてもいいのか――!?
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