次に麺を塩スープにつけていただきます。「力強い醤油パンチのあとの塩スープって、どんな…？」とドキドキしながらひと浸し。…あっさりなった。さっきまでのパンチ力が消え、鶏のマイルドな部分が全面押しです。 　麺のうまさが際立ちます。モキュモキュ噛んで小麦の風味が広がる感覚、たまらん…。さっきまで醤油と地鶏脂に隠れていた麺のポテンシャルが突然姿を現すからうれしびっくり感激です。 　最後、残ったスープを少しずつ麺にかけて汁そばへと変化します。醤油・塩・鶏のうまみがぎゅぎゅぎゅっと重なって、なんだかんだ一番ジャンク～～！　タレ・麺・スープ、それぞれの要素のおいしさをすべて堪能しきりました。 　そして、スープにゴロゴロ並ぶ鶏団子。鶏の肉感がめちゃんこ感じられる粗挽き具合、ほんとラブ。 　丼の中でここまで姿を変えながら、味も変化していくこの麺。初めてをたくさん経験させてくれる麺、すきになっちゃうに決まっている。 　和えつけをいただくには、篠はらさんのツイートを確認して今日の限定麺をチェックしてください～！　「限定麺」だからこそ、出会えたときの溢れ出すラブはひとしお。 　 　ごちそうさまです！ほぼ毎日ラーメンを食べる会社員。豚骨ベースの鹿児島ラーメンで育ち、18歳で上京してラーメンの幅広さと奥深さに取り憑かれる