更新日:2020年10月01日 12:24
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大盛りチャーシューで麺が見えない…強力な“肉圧”を誇るチャーシュー麺/北大塚ラーメン(大塚)

どこまでも「ちょうどいい」チャーシュー麺

 そして、このスープ。たくさんのチャーシューの脂が染み出しています。「スープの味が変わっちゃう!」と焦り出したくなるところですが、これに関してはちがいます。脂も染み出てちょうどいい。人を寛容にさせる麺か。  出汁感がつよいわけではなく、カエシ感がつよいわけでもない。うまみ成分にカエシの甘みがほどよく乗っかっている感じ。ん~~~ちょうどいい。
チャーシュー麺(並)

脂の具合もちょうどいいスープ

 ここまで「ちょうどいい」ばっかり言っちゃって、こんなんで伝わるのかという疑問が生まれますが、この「ちょうどいい」という超感覚的な本能で味わう麺なのです。冒頭でも申しあげましたが、この麺、理屈じゃない。  最後にもっとラブになっちゃうポイントなのですが、ここまで出てきたスープもカエシも肉も麺も、ぜんぶ目分量
チャーシュー麺(並)

実は全部目分量!

 店主さんの感覚。一度も測られることなく丼に集結しました。それがぜんぶ、ちょうどいいのです。理屈を忘れて味わう麺。「ちょうどいい~!」って感じてほしい。  ごちそうさまです!
ほぼ毎日ラーメンを食べる会社員。豚骨ベースの鹿児島ラーメンで育ち、18歳で上京してラーメンの幅広さと奥深さに取り憑かれる
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