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朝ドラ『エール』で注目したい新キャスト5名。ベテランから若手まで幅広く登場

“敵役”から“名コンビ”へ 北村有起哉(池田二郎役)

連続テレビ小説『エール』

画像:北村有起哉オフィシャルブログ

 戦後、裕一とともにラジオドラマや舞台、映画で数多くのヒット作を生み出していく劇作家・作詞家の池田二郎役を北村有起哉が演じる。この池田にも実在のモデルがいて、朝ドラにもなった『君の名は』の原作者でもある菊田一夫がその人。  朝ドラには『わろてんか』(17年後期作)以来の登場となるが、そのときは今回永田ユリカ役を演じる中村ゆりと夫婦役で出演していた。  さらに主演の窪田正孝とは過去に『アンナチュラル』(18年・TBS系)や舞台『唐版 風の又三郎』(19年)などで共演しているのだが、いつも嫌な役柄でいじわるする側だった。今回は二人でタッグを組んで大ヒット作品を誕生させていく役回りなだけに、その名コンビぶりを堪能したいところだ。

戦隊ヒーローでブレイクした期待の若手 伊藤あさひ(竹中渉役)

 戦後に再開された甲子園大会出場を目指す高校球児。華が思いを寄せることになる。演じる伊藤あさひは高校時代にサロンモデルをしていて、現在の事務所のスタッフの目に留まり、スカウトされたという変わり種。これが初の朝ドラ出演となる。  まだ20歳の若手俳優だが、17年にドラマ『緊急取調室』(テレビ朝日系)でデビュー以後、次々に話題作に出演を果たしている。なかでも18年にはスーパー戦隊シリーズの第42作『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』で主役となる夜野魁利/ルパンレッドを演じて一躍注目を浴びることに。このときの役は金髪で一見チャラく、それまでの戦隊モノのレッドキャラのイメージを大きく覆すこととなったのである。  また、野球好きの父親の影響で小中と軟式野球に打ち込んでいたという。その経験も本作では活かせる役柄だけに、その野球の腕前は見どころだ。
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朝ドラ出演3作目にして巡って来た“大役”
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