朝ドラ『エール』で注目したい新キャスト5名。ベテランから若手まで幅広く登場
朝ドラ出演3作目にして巡って来た“大役” 片桐仁(大倉憲三役)
『真珠の耳飾りの仁』 pic.twitter.com/Sg5v9VOI7I
— 片桐仁なう (@JinKatagiri_now) February 27, 2017
裕一と戦地で出会うことになる従軍記者役。実はこの片桐仁演じる大倉憲三はここまで紹介した5人の新キャラの中でも、最も重要な役といっても過言ではないのだ。というのも、戦後に再開される高校野球夏の甲子園の大会歌である『栄冠は君に輝く』の作曲を裕一にオファーする役目を担っているからだ。 演じる片桐仁はなんと本作で朝ドラ出演3作目となる。『ゲゲゲの女房』(10年度上半期作品)では貧乏神役に大蔵省の男役、そして只野役と3役で出演し、『とと姉ちゃん』(16年度上半期作品)では西村電器店の店長役とほぼほぼチョイ役だっただけに大出世というか。 『栄冠は君に輝く』は戦争が終わって平和になって、やっとスポーツを謳歌できる自由な時代が到来したということを象徴する曲でもある。この名曲がいかにして生まれるのか? 大倉はなぜ『栄冠は君に輝く』の作曲を裕一に依頼するのか? 今から期待大である。 ドラマは戦中から戦後の混乱期に突入し、まさに激動の時代の日本が描かれる。そんな時代に令和の今なお、歌い継がれる数々の名曲を生み出していく主人公・古山裕一と妻の音。新キャラクターたちはそんな2人の物語をどのように彩っていくのか、興味はつきない。<文/上杉純也>
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