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期待外れのドラフト1位選手たち、セリーグ編。鈴木誠也の上を行った右の高卒大砲は今?

 今年のドラフト会議は10月26日に開催される。中でも注目されるのはやはりドラフト1位で指名される選手だろう。将来性重視なのか、それとも即戦力の期待か。だが、いざ入団すると指名前の高評価はどこへやら、鳴かず飛ばず選手もそこそこ現れてくるから面白い。  そこで今回は過去10年間の全12球団のドラフト1位指名選手から、ああ、これは期待はずれだったなという顔触れを紹介していこう。まずはセ・リーグ編。

読売ジャイアンツ 投手を7人指名するも、成功例は2人のみ

 本稿が配信されるころには2年連続のリーグ優勝を決めているかもしれない読売。実はこの10年間で投手を7人指名している。その中でドラ1の期待に応えたのは10年の澤村拓一と12年の菅野智之の2人だけなのだ。中でも酷かったのが11年の高卒左腕・松本竜也だ。プロ入り後の4年間でケガを繰り返し、1軍の登板が果たせなかったばかりか、15年オフに野球賭博に関与していたことが発覚し、無期失格処分の裁定が下された。現在も失格選手となってしまっている。  15年の大卒右腕・桜井俊貴は昨年までの4年間で8勝8敗、防御率も4.70という微妙な数字だし、18年の大卒左腕・高橋優貴もプロ1年目の昨季は5勝7敗で防御率は3.19と尻すぼみの成績だった。
鍬原拓也

画像:読売巨人軍公式WEBサイト

 ただ、この2人は今年1軍で投げているだけまだいい。17年の大卒右腕・鍬原拓也はこの2年間で1勝3敗という散々たる有り様。今年も右ヒジの骨折で戦線離脱中だ。さらに昨年の高卒右腕・堀田賢慎に至ってはいきなりトミー・ジョン手術を受けるハメになってしまっている。

阪神タイガース 大卒&社会人選手に偏り過ぎ……

 続いては阪神。この10年で大卒&社会人投手を4人、大卒&社会人野手を4人というように即戦力指名が多かった。そのなかでまず期待外れだった投手を挙げると、14年の社会人左腕・横山雄哉だろう。プロ入り後5年間で登板わずか8試合。3勝2敗で防御率は4.28。しかも18年にはケガもあって育成選手落ちしてしまう。今年、再び支配下登録されてはいるが……。  17年の大卒右腕・馬場皐輔も即戦力とは名ばかりでこの2年間は4試合の登板に終っている(0勝1敗・防御率6.75)。3年目の今季は1軍定着を果たすべく、奮投しているので期待したいところだ。
伊藤隼太

画像:阪神タイガース公式ページ

 野手ではなんといっても11年の伊藤隼太。左のスラッガー候補だったが、昨年は1軍公式戦の出場すらなかった。18年までの成績は365試合に出場して打率2割4分、10本塁打、59打点と完全に1軍半の選手と化している状態だ。また、15年の大卒野手・高山俊は翌年新人王に輝いたが、その後低迷しているのが気がかりだ。
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目立った失敗がない中日ドラゴンズだが…
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