ライフ

テキーラ何杯分? ストロング系アルコールのアルコール量を計算

酒税法改正で2026年までにビール、発泡酒、新ジャンルの酒税が一緒に!

 ビールを作っているメーカーは、長年死力を尽くして商品を開発してきました。酒税が高くなれば発泡酒を作り、その酒税も高くなったら新ジャンルを作りました。今度は、その新ジャンルも増税されようとしています。最近また酒税法が改正され、2026年までにビールと発泡酒、新ジャンルの酒税が統一されます。  ビールは350mlあたり77円から70円に引き下げられますが、新ジャンルは28円から38円に税率アップです。段階的に調整され、2026年には350mlあたり55円になります。発泡酒もこの時点で増税になります。  一方、RTDは350mlあたり28円で据え置きになります。これは強力な追い風になります。2026年には増税されますが、それでも35円になるだけです。  メーカーとしては、手間のかかるビールを作っても税金でいじめられるなら、やってられないでしょう。手間も原価もかからないストロング缶のほうが税金も安いというなら、そのほうがラクです。しかも、消費者にも受入れられています。筆者としては、せっかく世界的に飲まれている日本のビール文化を育てる方向の税制にしてほしいなと思います。  大人気のRTDですが、余りの飲みやすさに急ピッチで飲んでしまい、体調を崩したりトラブルを起こしたりするという話題がSNSにたくさん投稿されています。もちろん、どんなお酒でも飲み過ぎれば泥酔して自己コントロールを失います。継続して飲み続ければカラダを壊します。  お酒を飲み慣れていない人でもストロング缶は飲めてしまうので、コントロールが利かなくなってしまうことがあります。ストロング缶を飲むときは、アルコール量が半端ではなく多いことを認識するようにしましょう。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
1
2
おすすめ記事