更新日:2020年11月26日 17:02
恋愛・結婚

結婚したい男性が意識すべき「話し方」のコツ。数か月で結婚…も夢じゃない?

③“質問力”を上げよう

会話 佐藤氏によれば、会話が苦手な人ほど事前にニュースや雑学などの話すネタを準備しがちだが、その予習こそが間違いのもとになるという。 「仕入れたネタに関する話題が終わったら、話すことがなくなってしまいます。そして焦りから相手の話を聞かず、自分の得意分野の話ばかりをしてしまうという、負の連鎖に陥ってしまうのです。  会話は、相手が好きな話題を話しているうちは、相手は楽しいもの。相手がなにに対して興味があるのかを聞き、その話題だけを質問していけば100%ハズしません。選択肢を用意して回答を限定する『クローズドクエスチョン』ではなく、相手が自由に考えて答えられる『オープンクエスチョン』方式で質問してみてください」  佐藤氏に、オープンクエスチョンの例を聞いた。 ・「最近、どんなことに興味があるんですか?」 ・「休日はどういうことをしているんですか?」 ・「好きな食べ物はなんですか?」 ・(女性がネイルに凝っているとわかったら)「僕、ネイルのことってよくわからないんですけど、どういうのが好きなんですか?」(知識は必要ナシ! 相手の好きな話題なので、相手が情報を提供してくれる)  ここで筆者が最近聞いた、知人男性の「お見事!」と感じた会話例を紹介しよう。 女性「最近コロナで行くことができないんだけど、海外旅行が好きで……」 男性「へぇ。今まで何ヶ国ぐらい行ったの?」 女性「40ヶ国ぐらいかな」 男性「それはすごい! 今までで行ってよかった国って?」 女性「ほとんど一人旅なんだけど、◯◯(国の名前)かなぁ。◯◯がよくて……」 男性「えぇっ? 美人さんなのに一人旅して大丈夫なの!?」

モテる男性は聞き上手

食事 お気づきだろうか。①褒める、②共感、③質問力がある3条件を備えているうえに、自身の話は一切していないのだ。 「自分のことも知ってほしいから、少しは自分の話もしたい」という人たちに向けて、佐藤氏は「基本ですが、モテる男性は聞き上手です」と、断言する。 「聞き上手な男性は、女性に『私の話ばかりじゃイヤでしょう?』と言われるまで、相手の話を聞き続けます。それでも『きみのことがわかるからいいんだよ。もっと教えて』と、さらに話を聞くのです。すると女性は、自然と男性に質問を向けてくるようになる。そして質問してくれる男性の絶対数が少ないため、『この人じゃなくちゃダメ』という存在に昇格。女性は学歴や年収などの条件を度外視し、相手にのめり込んでいきます」  ただし、①褒める、②共感、③質問力を上げるの3項目を同時に会得するのは無理だとのこと。 「どれか1つ型を決めて、それだけを数ヶ月、反復練習してください。『結婚の学校』のセミナーは男女別にわかれていて、男性同士で練習を繰り返します。男性がもっとも苦手とするのは①褒めるなので、ほかの2項目から始めてみてもいいかもしれません」  次回は、「結婚の学校」で教えている「見た目の改善ポイント」と、「夜の“性活”指導」について詳報する。えっ? 夜の“性活”指導って? <取材・文/内埜さくら>
一般社団法人日本婚活教育協会 代表理事 結婚の学校株式会社 代表取締役社長 1977年12月19日 栃木県宇都宮出身 東京都在住 28歳の初めての海外旅行で白人美女に魅了され国際結婚を志し、31歳の時に、現役ロシア人モデルだった現在の妻と結婚。 2011年5月、東日本大震災をきっかけに「婚活教育」の必要性を感じて起業。 2013年より講師育成を段階的に進めていき、2014年「一般社団法人日本婚活教育協会」を設立。 現在は全国47都道府県に「結婚の学校」を設置して、恋愛婚活に悩める男女の問題解決のために活動中。
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