更新日:2021年01月15日 15:29
デジタル

使い捨てカイロの2倍の保温時間。あのZippoに携帯カイロがあった

南極観測隊が装備

 このハンディウォーマー、元祖は日本のハクキンカイロで1923年に開発されたもの。南極観測隊が装備して評判となり、やがて日本中に普及した。1978年に使い捨てカイロが発売されるまで、携帯カイロといえばこれだった。私はその存在をぎりぎり知っている世代なので、使っていて非常に感慨深いものがある。  このZippoのハンディウォーマーも、ハクキンカイロがOEM製造していた時代があり、現行品も構造や仕様はほぼ同じ。外見はオイルライター同様の真鍮製、刻印された「Zippo」のロゴも質実剛健さを感じさせてくれる。  使い捨てカイロが便利なのは間違いない。貼るタイプや中敷きタイプなど、用途も幅広い。だが、今のエコな時代には、この携帯カイロこそオススメだ。

Zippo ハンディウォーマーのここがスゴイ!

ジバラーガジェット 本体上部のキャップを外すと火口があり、この火口を外して注油。ライターで火口をあぶれば、25㏄の注油で24時間発熱。半分なら12時間。冬のアウトドアの寒さに負けない保温力の高さは感動もの! 【今週のジバラー】PONCHO(ポンチョ) アウトドア、旅、エコをテーマに、家電を含めた道具を中心に雑誌、Webで企画、執筆する編集・ライター
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