「ahamo」や「SoftBank on LINE(仮)」はオンラインでの申し込みになるが、よくわわからない人はショップに殺到することになるだろう。「ahamo」の登場で、代理店であるケータイショップは売り上げ低下とサポート負荷の増大という大ダメージを受けるのではないかと思っていたが、5G無制限プランに誘導する営業に一縷の望みがありそう。
なお、ドコモでは12月1日から、ドコモショップでアプリのインストールや初期設定、アカウント引き継ぎなどのサポートをする際、1アプリ当たり1650円の費用が発生するようになった。これも「ahamo」とケータイショップのことを考えた施策の一環につながっていくのかもしれない。
このままで先行きが厳しい?楽天モバイル
ちなみに、心配なのが楽天モバイルだ。「携帯代が高すぎる!」とプラン料金2980円を打ち出し、300万人まで1年無料キャンペーンを実施中。筆者も1回線契約しているが、無料期間が終わるタイミングで「ahamo」や「SoftBank on LINE(仮)」に移行する人が続出しそう。なにせ、どちらもサブブランドではなくメインブランドと同じ品質で通信できると断言しているためだ。まだ自社回線網が広まりきっていない楽天モバイルは、来年3月までに何らかの手を打たないと厳しいことになるだろう。