カーライフ

電動化に突き進むしかないクルマ業界に下したカーマニアの結論

クルマの電動化は…

清水:でもさ、我々もクルマの電動化に興味ないわけじゃないんだよね。 渡辺:ヤリスHVでリッター40㎞が見えたときは、思わずイキそうになりました。 清水:ヤリスHVはすごいよね……。
オートクラブ

日本では現状EVよりも断然実用的なハイブリッド車。なかでも別格なのがヤリス ハイブリッド。WLTCモード燃費はリッター35.8㎞と驚異的

渡辺:今、世界の自動車が全部ヤリスHVになれば、EV化なんていらないって話になりますから。 清水:でも、欧米はもうハイブリッド排除、EV化一辺倒で確定した。確かに風力発電の低コスト化や全固体電池の開発状況を見ると、一気にそっちに行ったほうがいいってのもわかるな。 渡辺:EVに重要な全固体電池も、もう間もなく出るでしょう。 清水:5年以内にトヨタが発売するね! トヨタはそのときを待っているのかな。 渡辺:今、中途半端にEVに投資するより、そっちに集中してる可能性ありますね。ホンダeの生産台数の少なさも、全固体電池を見てるのかもしれません。
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ホンダeはホンダ初の量産型EVとして登場。リアにモーターを配置する後輪駆動EVで、日本国内での販売目標台数は年間1000台のみ

清水:それまで待とう! そしてカーマニアのカーボンニュートラルを実現しよう! 渡辺:おっさんの明るい未来が見えてきましたね、ウフフ~。

【結論!】

 クルマ業界は電動化に進むしかないが、カーマニアにはその逆を行くという選択肢がある! 後ろに戻りつつ前に進む心の準備もできております! 一生カーマニアでいられそうでヨカッタ~っ!
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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