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録音禁止だけど……音声SNS「Clubhouse」利用の注意点

Clubhouseを楽しむ際の注意点。録音禁止だが……

 どのSNSでも言えることだが、デメリットや弱点はある。まず、リアルタイムの音声SNSなので、スピーカーになる場合はがっつりと時間が取られてしまう。30分~1時間程度とは言え、忙しいビジネスマンにとってはなかなかのハードルだろう。  録音はできないし禁止されているのだが、別のスマホで無理矢理録音することは可能。オフレコだと思って危ない話をしていると、音声データを暴露されてしまうということもあり得る。  すでに、新しいもの好きのお祭り感を超え、多数のフォロワーをゲットして影響力を持とうとする人たちが続々と参戦してきている。フォロワーを増やすためだけの無言ルームも乱立し、これから参加する人は面食らってしまうかもしれない。  また、フォローする人が増えると、その人達がルームに参加する度に通知が来る。最初は、友人が参加するなら聞いてみよう、と開いていたのだが、あまりに数が多いので対応できなくなった。その場合は設定の「Frequency」で頻度を落とすか、「Pause Notifications」でミュートしよう。
Clubhouse

設定画面から、通知を一定期間止めることが可能

 とは言え、Clubhouseはいろいろな楽しみ方ができる。情報収集でもラジオでも雑談目的でも議論の場としてもあり。その場にいないと聞けないというリアルタイム性が面白いのだ。  逆に、特に会話せず、テレワークの人が集まるルームもある。時々、キーボードを打つ音がしたり、飲み物を飲んでいる音がするのだ。1人で働いているのに、静かなオフィスにいるような感じがするので、寂しくないのだ。  日本ではまだ盛り上がり始めたばかりのClubhouse、お金がかかるわけでもないので、招待が来たらぜひ触って見て欲しい。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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