甲子園のエースは引退後、外車の営業マンに「頭を下げることから始めたかった」
―[職業 元プロ野球選手]―
90、91年と沖縄水産2年連続準優勝メンバーだった大野倫は、91年にはエースとして一回戦から決勝までの6試合、たったひとりで773球を投げ抜いた。骨折をしながらも投げ抜き、その後、投手生命は絶たれた。前編では、大学入学からドラフトで巨人入りまでの大野に迫った。今回はダイエーホークス(当時)へのトレードから引退。そして今の大野倫について迫った。
プロ入り6年目にして初の開幕スタメンを勝ち取る
今日のおまえの三振は人生の見逃し三振だ!
1968年生まれ。岐阜県出身。琉球大学卒。出版社勤務を経て2009年8月より沖縄在住。最新刊は『92歳、広岡達朗の正体』。著書に『確執と信念 スジを通した男たち』(扶桑社)、『第二の人生で勝ち組になる 前職:プロ野球選手』(KADOKAWA)、『まかちょーけ 興南 甲子園優勝春夏連覇のその後』、『偏差値70の甲子園 ―僕たちは文武両道で東大を目指す―』、映画化にもなった『沖縄を変えた男 栽弘義 ―高校野球に捧げた生涯』、『偏差値70からの甲子園 ―僕たちは野球も学業も頂点を目指す―』、(ともに集英社文庫)、『善と悪 江夏豊ラストメッセージ』、『最後の黄金世代 遠藤保仁』、『史上最速の甲子園 創志学園野球部の奇跡』『沖縄のおさんぽ』(ともにKADOKAWA)、『マウンドに散った天才投手』(講談社+α文庫)、『永遠の一球 ―甲子園優勝投手のその後―』(河出書房新社)などがある。
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