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【渋谷名物】日本軍おじさんに直撃してみた

  サッカー日本代表のユニフォームをまとい、頭には「日本軍」と書かれたヘルメット。すれ違う人々に「おはようございます!」と敬礼しながら歩く姿を、渋谷、青山界隈で見かけることもしばしば。一部では「サッカーおじさん」とも呼ばれている男性に、インタビューを試みた。 日本軍おじさん この日も「おはようございます!」と元気いっぱいに歩いてきたこの男性は、御年52歳のKさん。青山学院大学法学部を卒業し、不動産関係の仕事をしながら「日本軍海兵隊」を名乗って活動している。「活動と言っても、こうして街を歩いているだけですが。『日本軍』と付けたのは自分の行動が正当であることの主張と、右翼や左翼などと間違われないためです」。  2002年のサッカーW杯日韓大会の頃から、日本代表のユニフォームで街を歩き始めたというKさん。「毎朝、靖国神社を参拝してから、表参道や渋谷を歩いています。目立つことで『救う会』(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)を広めることが目的。サッカーにはなんら興味もございません」。 「救う会」には入っていないが、1個500円のブルーリボンバッジを自腹で購入して、声をかけてくれた人に渡しているという。渋谷の名物おじさんには意外な活動目的があったのだ。  Kさんのような「街の有名人」は都内各地にいるらしい。SPA!3/19発売号「超局地的[街の名物人間]直撃リポート」では、このほかにも「渋谷のありがとう星人」、「秋葉原の踊る店長」などにインタビューを試みている。意外に難航した局地的有名人のリポートをご覧いただければ幸いである。 <文/週刊SPA!編集部 撮影/菊竹規>
週刊SPA!3/27号(3/19発売)

表紙の人/白鳥美麗(渡辺直美)

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