デジタル

「Googleフォト」無制限アップロード中止。代わりの無料・無制限サービスはある?

Amazonフォトの使い方は?

 まずは、Amazonフォトにログインする。写真や動画のファイルもしくはフォルダをドラッグ&ドロップするとアップロードが開始される。合計容量が5GBまでは普通に利用でき、オーバーするとアップロードてきなくなる。
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Amazonフォトにログインし、写真をアップロードする

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写真はアルバムで管理できる。共有も可能だ

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保存容量をオーバーすると、プライム会員もしくは有料プランの契約を勧められる

 Amazonプライムに契約すると、無制限に写真をアップロードできるようになる。Googleフォトのように圧縮されることもなく、元のファイルサイズのままだなのが嬉しい。しかも、デジ一眼などで撮影したRAWファイルも無制限に保存してくれるのがありがたいところ。  筆者は今のところ約3万2000枚、84GBの写真をアップロードしているが、快適に利用できている。これでいつでもどこでも、ネットさえ繋がれば昔の写真を表示することが可能。もちろん、スマホアプリも用意されている。  ただし、前述したように動画は無制限ではなく、5GBのストレージを消費していく。動画もたくさんアップロードする場合は、追加の契約が必要になる。1TBプランだと月に1300円かかる。現時点で大量に動画がある人は、今のうちにGoogleフォトにアップしておくのもありだろう。
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Amazonフォトの画面に写真をドラッグ&ドロップする

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何GB分の写真でもアップロードできる。転送速度もそこそこ速い

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スマホアプリで閲覧できる

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「ストレージの管理」でアップロードしている写真の枚数や容量を確認できる

 Googleフォトと比べると見劣りはするが、色々と写真を楽しめる機能も備えている。まず「ファミリーフォルダ」は5人までの家族や友人と写真を共有できる。離れている実家の両親に自分たちの写真をリアルタイムに共有してあげれば、喜んでもらえること間違いなしだ。 「人物」では被写体の顔を分析し、自動的に分類してくれる。例えば、友だちに見せるとき、その人が写っている写真だけを抽出して一覧表示できるのだ。精度はとても高く、昔の写真が掘り出されれば、話も尽きないことだろう。 「場所」では撮影場所の情報が埋め込まれた写真を分類してくれる。これも旅行先の思い出を手軽に辿れるので面白い。ただし、一般的なデジカメで撮影した写真にはジオタグが付いていないので分類できない。
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「人物」では被写体の顔を分類してくれる

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「場所」では撮影場所により写真を分類してくれる

 Amazonプライムを契約している人は、写真の保存先をAmazonフォトにすることを検討してみよう。スマホで撮った写真の自動アップロード機能も用意されており、今後もすべての写真を集約しておけるのが便利だ。<文/柳谷智宣>
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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