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映画、ゲーム…ちょい足しでテレビの音がいい感じに!はじめてのサウンドバー選び

サウンドバーに挑戦してみた

 筆者は、大きなアンプと5.1chのスピーカーを持っているが、5年前に引っ越してから接続するのが面倒で、いまだに繋いでいない。いつか作業しないととは思いつつ、あっという間に時が過ぎてしまった。そんななか、先月テレビを買い換えた。東芝製の65V型4Kテレビがリビングにきたので、これはいい機会と思ったのだが、やはり面倒。これは次の引っ越しまでお預けか?と思っていたのだが、この話をしたところ、友人からサウンドバーを勧められた。  サウンドバーとは、薄型テレビの前に設置する細長いスピーカーのことだ。以前は、音にこだわるならサウンドバーよりホームシアターを組んだほうがいいし、こだわらないならそのままでいい、と考えていた。しかし、現在はテレビの音声をちょっとブーストすればいい、というニーズがあり、まさにサウンドバーがビンゴの回答になる。今までに買ったことがないアイテムなので、まずは調査してみた。
サウンドバー

テレビの下に設置して音質をブーストしてくれるサウンドバー。画像はDENONのウェブサイトより

サウンドバー選びのポイント

 まずは細長いスピーカーだけのタイプと、サブウーハーも付いているタイプがある。「手軽に」が今回のコンセプトなのでワンボディタイプでOK。Bluetooth接続もできるが、別にテレビ直下に置くのでケーブル接続でOK。  Dolby AtmosやDTS:Xといった最新の3次元サラウンド規格に対応していれば高音質を楽しめるが、そのぶん当然お値段が高くなる。今回はちょい足しなので、DolbyDigitalやDTSといったキホンを押さえていればOKとした。  テレビにつないだブルーレイプレーヤーやChromecast、AppleTVなどの音声もサウンドバーから出したい場合は、テレビとサウンドバーがARC(Audio Return Channel)という規格に対応している必要がある。  また、音量調節もテレビのリモコンだけで行いたい。サウンドバーのリモコンを別で操作するのだけは避けたいところだ。ホームシアターの設置に躊躇していた理由の1つに、このリモコン問題もあった。このリモコン問題は、サウンドバーがHDMIコントロール機能(CEC)に対応してればOK。ケーブルもCEC対応のものが必要なようだ。  サウンドバーの価格は1万円以下のものから20万円オーバーまである。売れ筋は4万円くらいの製品のようだが、今回はお試しなので手頃な感じで始め、将来高級品に替えればいいと考えた。そこで2万円前後の人気商品で、いい感じのレビュー情報が上がっている製品を探したところ、ヤマハの「YAS-109」、DENONの「DHT-S216」が候補に挙がった。筆者としてはテレビのスピーカーにAmazon Alexaは不要、ということで「DHT-S216」を購入。2万4750円だった。
サウンドバー

サウンドバーが届いた!

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