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鬼滅ブームで注目。本当にあった「全集中」上手な呼吸を4つの型で解説

全集中の呼吸4つの型…基本の呼吸・参の型「麦酒樽の膨らみ」

両手をウエストにあてたまま、鼻呼吸を10回繰り返す。肋骨は息を吐き切った位置のまま、お腹だけを前後左右全方向に膨らむよう意識して息を吸うのがコツ。正しくできていると親指が押し返される感覚になる。
呼吸

脇腹から背中が膨らむのを意識しながら息を吸うと横隔膜を上手に使った呼吸につながる

全集中の呼吸4つの型…基本の呼吸・肆の型「吹込風船」

舌全体を上顎に密着させて鼻で空気を吸い、口から息をゆっくり長く吐いて風船を膨らませる。吐き終わったとき背中が丸まるのはいいが、首や頭が前に出るのはNG。まずは4~5呼吸で膨らませるのを目安にしよう。
呼吸

息継ぎのとき、風船内の空気を吸ってしまったり、指や唇で風船の口元をつまむのはNG

参考:大貫崇『きほんの呼吸』(東洋出版)
小林弘幸氏

小林弘幸氏

【順天堂大学医学部教授・小林弘幸氏】 自律神経の名医として、テレビや雑誌などメディア出演も多数。著書には『自律神経を整える「長生き呼吸法」』(アスコム)など
大貫 崇氏

大貫 崇氏

【アスレティックトレーナー・大貫 崇氏】 BP&CO.代表。大阪大学医学系研究科健康スポーツ科学講座スポーツ医学教室 特任研究員。著書に『きほんの呼吸』(東洋出版)など <取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/長谷英史(ポーズ) モデル/平野健太(オフィスオーパ)>
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