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家飲み気分を変えるBAR環境音の探し方。YouTube、I miss my bar

様々な種類のBGMが楽しめる

「BARTENDER WORKING(バーテンダーの仕事)」では、バーテンダーがお酒を作る音が流れます。氷を入れるだけでなく、果物をカットしたり、ブレンダーを回す音も聞こえます。 「PEOPLE TALKING(人の話し声)」は人の声とグラスがぶつかるような音が流れます。一般的な飲食店のサウンドです。少々ざわついているので、パブのような雰囲気ですね。 「FULL ROOM(満席状態)」は、満員の店内で多数の人が話しているような雰囲気です。コロナ禍ではついぞない状況ですね。これもちょっと筆者の好みのバーとは違うかもしれません。 「RAIN ON WINDOW(窓に雨が当たる音)」は大雨が窓に当たっているような感じです。BARでこの状態になったことはありませんが、他のサウンドと組み合わせることでハードボイルドな感じになります。 「NIGHT AMBIANCE(夜の雰囲気)」は夜の環境音です。虫が鳴いており、遠くで救急車が走っている音が聞こえます。これは、BARというよりBBQや山小屋で飲んでいるイメージです。 「SERVING DRINKS(ドリンクをサーブ)」は、スパークリングワインを開け、グラスに注いでいる音ですが、これだけ聞いてもイマイチかもしれません。ASMRっぽいですね。 「STREET AMBIENCE(路面店の雰囲気)」は車の行き交う音が聞こえます。海外っぽく、クラクション鳴らしまくりで日本の雰囲気ではありません。しかし、夕方早い時間に白ワインを飲み始めるなら、ぴったりです。  それぞれ、再生ボタンを押すと音が出て、左右のゲージで音量を調節できます。
I miss my bar

再生ボタンをクリックするとサウンドが流れます

バーテンダーが選ぶオススメなら今週のプレイリスト

 筆者の好みは「BARTENDER WORKING」に加えて、小さくした「PEOPLE TALKING」そして、「STREET AMBIENCE」を組み合わせたものです。遅い時間になると「STREET AMBIENCE」をオフにして、「NIGHT AMBIANCE」をオンにします。リアルにはあり得ないサウンドですが、おいしいウイスキーを飲みながらだとなかなかいい感じなのです。  左下には今週のプレイリストが用意されています。再生ボタンを押すと、BGMが再生されます。バーテンダーが選んでいるだけあり、雰囲気にぴったり。Spotifyのアカウントでログインすれば、プレイリストを自分のアプリで再生することもできます。
I miss my bar

今週のプレイリストが表示され、BGMも流せます

 なかなか飲み歩くことが難しい状況なので、たまには自宅でBARの音に包まれて楽しんでみてはいかがでしょうか。<文/柳谷智宣>
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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