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水以外も炭酸化OKと謳うガジェットの使い勝手は? ビールで試してみた

水以外も炭酸化OKというガジェット

 二酸化炭素を勢いよく吹き込むことで水を炭酸化できるガジェットが人気です。筆者もウイスキーの水割りをハイボールにして楽しんでいます。ソーダを購入するより安いというのもあるのですが、液体そのものを炭酸化できるというのが楽しいからです。とは言え、一般的なソーダメーカーは水飲みの対応で、基本的に水以外の液体の炭酸化はできません。  そんななか、ジュースでもお酒でOKと堂々と謳っている「ドリンクメイト」という製品があります。こちらは、142リットルものソーダを作れる巨大炭酸ガスボンベを利用するソーダメーカーです。炭酸ガスボンベはレンタルという扱いになり、なくなったら注文して空のボンベと交換になります。筆者は、一瞬たりとも飲めないタイミングを作りたくないので「Drinkmate 炭酸水メーカー DRM1005」とともに予備の炭酸ガスボンベも購入しました。
Drinkmate DRM1005

「Drinkmate DRM1005」の価格はビックカメラで2万1868円でした

はじめての「Drinkmate DRM1005」。その使い方は?

 本体はD230×W135×H425mmと大きく、なかなかの存在感。設置場所に悩みそうですが、電源が不要なのはありがたいところです。付属の炭酸ガスボンベのキャップを外して、本体にセット。最初、どうやってもはまらずに悩みました。最初は小さいタイプのボンベをセットするためのアダプタが付いており、それを取り外さなければならないのです。
Drinkmate DRM1005

本体とボトル、炭酸ガスボンベ、ボトルキャップが付属しています

Drinkmate DRM1005

ボンベのキャップを外します

Drinkmate DRM1005

本体の背面を開き、炭酸ガスボンベをセットします

 ボンベをセットして背面カバーを戻したら、表の専用ボトルを取り外します。まずは、水を入れて試してみました。本体上の部分を短く押すと炭酸ガスが噴射される仕組みです。1秒ほどの噴射を数回繰り返し、圧力が最大になるとプシューと音がして抜けます。その後、少し振ったり、時間をおいて炭酸を浸透させたら、リリースタブを開いて圧力を逃がします。圧力が抜けきったらインフューザーを外して注ぎます。  数回でいっぱいになるかなと思ったら、プシューと言うまでに10回くらい押しました。ただ、できあがりは文句なしの強炭酸。これは期待できます。  普段飲みのソーダ、寝酒のハイボールも手軽に作れます。使い切りのみにボンベタイプと異なり、自分の好きな量の液体を炭酸化できるのがありがたいところです。なんなら、気の抜けたハイボールをもう1回炭酸化することだってできます。
Drinkmate DRM1005

ボトルを45度手前に引き出して外します

Drinkmate DRM1005

水を入れて試してみます

Drinkmate DRM1005

10回ほどプッシュすると強炭酸になりました

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ビールを炭酸化したらどうなるのか?
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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる

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