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「眠くなるまで寝ない」はアリ?やってはいけない睡眠習慣を科学的に解説

睡眠不足を解消する習慣

健康

手のひらを冷やせる「アイスバッテリーフレッシュ」(まつうら工業)を使うのもおすすめ。安眠用に最適な20℃前後を維持できる

・寝始めに手のひらを適度に冷やす 保冷剤にタオルを巻くなどして調整。冷たすぎても効果がなく、外してもまだポカポカが戻ってくる程度が鉄則だ。入浴後体温が上がった状態で約1時間ほどリラックスし、寝始めに冷やす ・眠れないときは日記をつけてから寝る 特定の考えや場面が浮かんで眠れない場合は、記憶、理解、思考、感情系脳番地のループが起きている。日記を書くことにより情報が整理され、一日の完了サインが脳に伝わり落ち着いてくる

「眠くなるまで寝ない」はやってはいけない!

・「眠くなるまで寝ない」は禁物 「睡眠時間を削ること=努力」、「寝落ちするまで夜更かし」はナンセンスであり、科学的にも間違った考え方。寝ることを義務として捉えることで睡眠の質も、寝つきも違ってくるのだという ・深夜コンビニに行かない コンビニの照明は標準より一段明るく設定されている。眠れないからといって立ち寄ると光の効果で体が覚醒してしまい、帰宅しても朝まで眠れなくなる可能性が高い。就寝1時間前までに行こう
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加藤俊徳氏

【脳内科医・加藤俊徳氏】 加藤プラチナクリニック院長、脳の学校代表、昭和大学客員教授。『センスは脳で磨かれる』(クロスメディアP)など著書多数
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平田耕造氏

【環境生理学者・平田耕造氏】 神戸女子大学家政学部教授、医学博士。専門は環境生理学。衣服内や皮膚の温湿度・皮膚AVA血流や発汗等を指標として体温調節を研究 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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