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「眠くなるまで寝ない」はアリ?やってはいけない睡眠習慣を科学的に解説

健康でいるために欠かせないのが「十分な睡眠」だ。長引くおうち生活で、ついつい昼夜が逆転してしまってはいないだろうか。眠くならないからと言って「眠くなるまで寝ない」のは禁物だと専門家は話す。詳しく聞いた。

睡眠不足解消には手のひらの冷却を。深夜のコンビニは×

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イラスト/oohiro

 人生の半分を占める睡眠の充実こそが、健康の要であることは自明の理。皮膚の血流を研究する平田耕造氏は、「手のひらを冷やすことで安眠が可能」と提唱する。 「AVA血管(動静脈吻合)は手のひらと顔面、足裏にしか存在しない特殊な血管で、体温調節の役割がある。人は入眠時に皮膚温が上がるが、安眠のためには深部体温が急速に下がっていく必要がある。AVA血管からうまく熱を逃がすことで入眠が可能になります」  そこで、入浴とセットで行う安眠法。湯船に軽く浸かり深部体温が0.5~1℃高めになった状態で、寝始めに手のひらを15~20℃程度の蓄冷剤などでゆるやかに冷却。すると手にやってきた大量の血液が冷えて血液が心臓へ戻り、スムーズに寝つけるという原理だ。

「寝落ちをするのではなく“能動的に寝る”」意識が重要

 脳内科医の加藤俊徳氏は「脳には右脳と左脳だけでなく、それぞれの機能を司る8つの“脳番地”がある。普段同じ番地だけを使っていると、使っていない脳が眠れなくなるので、日中に運動をする、いつもと違うことをするなどの刺激を与えることが重要になります」と話す。  夜、寝つけない場合は「理解と思考、記憶と感情の4つの番地がループした状態なので、寝る前に日記をつけてそれらを整理することでループが止まる」という。  また、「寝落ちをするのではなく“能動的に寝る”」意識が重要。 「“睡眠”は“必ずすべきこと”と認識しましょう。起きたらやることも決めると意欲的になり、眠ることができます」(加藤氏)  また、眠れないからといって深夜にコンビニに行く行為は厳禁だ。 「コンビニの照明はブルーライトを全身で浴びているようなもので、催眠成分のメラトニンの分泌が止まってしまう。どうしても必要なら就寝1時間前までにしましょう」
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