デジタル

ソフトバンク「LINEMO」を契約して動作確認リストにないスマホで試してみた

SIMカードは自分でカットして利用!

 2日後にさっそくSIMが到着。SIMカードは3サイズの共有なので、自分でカットして利用する。動作確認が取れている端末はLINEMOのサイトで確認できる。当然、これらの機種は使えると思うので、あえて今回は掲載されていない端末で試してみようと思う。2020年7月ごろに購入した「TCL 10 Pro」というAndroidスマホだ。当たり前だが、動作確認リストには入っていない。  乗り換えの場合は、LINEMO回線切替窓口に電話をして回線を切り替える。続いて、端末にSIMカードを装着し、電源をオン。設定画面を開き、インターネットの設定を行う。  Android端末なので「ネットワークとインターネット」から「モバイルネットワーク」を開き、「アクセスポイント」をタップする。ここに「LINEMO」が表示されていれば、選択するだけでOK。ここで注意しなければならないのは「LINEモバイル」ではないということ。
LINEMO

2日後にSIMが到着

LINEMO

「TCL 10 Pro」にSIMを装着

LINEMO

アクセスポイント設定を開く

「LINEMO」が見当たらない場合は、メニューから「新しいAPN」を作成する。名前は「LINEMO」、APNは「plus.acs.jp」、ユーザー名とパスワードは「lm」、MCCは「440」、MNCは「20」、認証タイプは「CHAP」、APNタイプは「default,supl,hipri」と入力する。このほかの項目は入力しなくていい。設定を保存し、APN一覧から「LINEMO」を選択できればOK。「LINEMO」を選択できないなら、本当に利用できないということになる。今回は無事に設定できた。
LINEMO

新規アクセスポイントを作成する

LINEMO

「LINEMO」の項目を選択できた

「My Menu」のパスワード未設定の場合の対処法

 普通に通信でき、電話の発着信も可能。通信速度は、LTEのエリアで下り60Mbps、上り30Mbpsだった。LINEMOは無料でテザリングを利用できるが、「TCL 10 Pro」でも動作した。外出先では、モバイルルーターとしても活用できそうだ。 「LINEMO」の料金や使用データ量などを確認するには、「My Menu」サイトにアクセスする。携帯電話番号とパスワードでログインできるが、パスワード未設定の人は、「パスワードをお忘れの方」をタップし、契約時に設定した4桁の暗証番号を入力して仮パスワードを発行してもらう。初めてでも「お忘れの方」を選ばなければならないのは初見殺しだ。ちなみに、Wi-Fiを切っていれば、そのままログインできるので便利だ。「My Menu」は頻繁に利用することになるのでブックマークしておこう。
LINEMO

「My Menu」サイトで利用状況を確認できる

 所々注意点はあるが、オンラインでもトラブルなく開通できた。ソフトバンク回線を利用しているので、対応エリアも通信速度も今のところは文句なし。バリバリと使い倒して、また続報をお届けしたい。<文/柳谷智宣>
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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