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ステイホームで認知症に!?コミュ力不足、デジタル依存症で知らぬ間に加速

ステイホーム認知症を防ぐためのポイント

・リラックスしていられる親しい人と会話する 親しい友人などと話すことは適度なガス抜きとなり、ストレス発散につながる。オンライン飲み会はなるべく少人数で。他人の話を聞くだけでなく、自分から話すことがストレス解消・癒やしとなる ・休憩するときは視覚情報を遮断 休憩時にスマホゲームなどをするのは、ストレス解消どころか”脳疲労”を加速させるので逆効果。5~10分ほど目を閉じて、脳を休ませよう。その際、リラクゼーション音楽を聴くのも良い ・意識的にものごとを暗記、過去の記憶を言葉にする 何かを意識的に暗記することで、脳の老化を抑制する。たくさんの新しい単語を暗記する「外国語の習得」などは脳に大きな刺激を与える。また、過去の記憶を思い出して言葉(文字)にすることも効果的

「脳トレ」は午前中に行うとより効果的

・脳を使うことを意識して料理を手作りする 「献立を決める」「段取りを考える」「手を使って作業をする」など、調理の過程で脳の活性化が期待できる。その際には、脳を使うことを意識し、できるだけ早く作業をすることがポイント ・早寝早起き、睡眠と栄養、軽めの有酸素運動 早寝早起きをして生活のリズムを整え、良質な睡眠と栄養をとることで脳への負荷がぐっと減る。また、スクワットなどの「有酸素運動」には、認知症の予防効果が期待できる ・アプリやドリルなどで、脳のトレーニングを行う 効果的に脳を鍛えるためには、一日5~10分ほど、前頭前野を活性化させる「脳トレ」が有効。アプリやドリルなどで、脳の機能を維持することを心がける。集中できる環境で、午前中に行うとより効果的
ステイホーム認知症

樺沢紫苑氏

【樺沢紫苑氏】 精神科医、作家。SNSにて精神医学や心理学脳科学についての情報を発信している。著書に『絶対にミスをしない人の脳の習慣』(SBクリエイティブ)など
ステイホーム認知症

川島隆太氏

【川島隆太氏】 東北大学加齢医学研究所所長。脳科学カンパニー「NeU」取締役で、脳トレの第一人者。著書に『大人のいきいき脳ドリル』(扶桑社)など <取材・文/櫻井れき>
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