芸歴23年目で登録者数50万人超のYouTuberに。芸人バッドボーイズ・佐田正樹の快進撃
決め台詞は「見らんとくらさるーぜ!」。旧車や旧型バイクのカスタムや家のリフォームなど、DIYを中心としたYouTubeチャンネル「SATAbuilder’s」を手がける「総長系ユーチューバー作田晴男(つくるた はれお)」が今、40・50代男性たちから熱い眼差しを向けられている。その正体は、少年時代に暴走族「福岡連合」2代目総長として名を轟かせた、お笑い芸人のバッドボーイズ・佐田正樹だ。
YouTubeで、破天荒ともいえる包み隠さぬ言動や行動を見せながらも、次々と周囲の人間や視聴者を惹きつける理由はいったい何なのか。芸歴23年目でYouTubeの世界で大ブレイク中の佐田に、現在の精力的な活動の源を聞いた。
――今や「SATAbuilder’s」は登録者数50万人超えの人気チャンネルです。YouTube配信を始めたきっかけは何ですか?
佐田:DIYの動画配信をやっている芸人仲間のタケトやインパルス堤下から「佐田はいろんな趣味があるから、やってみたら」と勧められて。でも、自分で編集もできないし迷っていたんです。そこで、昔からずっと一緒に仕事をしていて、今カメラマンを務めている宇野に趣旨を話したら「すごく面白そうですね」と言ってくれて。昨年の2月から配信を始めました。
――マシンやDIYの知識がない人にとってもわかりやすい説明と、宇野さんとのかけ合いが絶妙です。
佐田:宇野が無知だからこそよかったんですよ。最初から「お前がわからないことは視聴者もわからないから、聞いてくれたら俺が教える」と言ってあるので。
――それが人気の秘訣なんでしょうね。先日佐田さんがご出演された『アメトーーク!』は旧車がテーマでしたが、今、旧車や旧型バイクブームがきているんですか?
佐田:コロナの影響でソーシャルディスタンスが保てるということで、バイクの売れ行きが上がっています。その中には「こだわったものに乗りたい」と言う人もいて、昔のバイクや旧車が売れているそうで。そのせいか、今はバイク屋さんも旧車を入手できないみたいです。タマ数(台数)が少なくて、欲しくても買えないんですよね……。
――佐田さんが暴走族「福岡連合」総長時代に乗っていた旧型バイク「ペケジェー」は懐かしかっこいいカスタムですね。
佐田:渋かろ? 渋かろ〜? 目立つから昼間は乗れないけど(笑)。
――ご自宅ガレージには、ほかにどんなバイクがありますか?
佐田:大型のカワサキZ750FX、原付はホンダJOG、クレタク、ハミング、G’。フォルムのかっこよさはもちろん、時代背景がある旧型バイクが好きですね。
YouTubeは芸人仲間にやってみたらと勧められた
旧車・旧型バイクブームがきている
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