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ステイホームで認知症に!?コミュ力不足、デジタル依存症で知らぬ間に加速

いつ終わるのか先の見えない「コロナ自粛」で、対面コミュニケーションは激減。運動不足やさらなるデジタル依存も進んでいる。そんな生活が、人間の脳に大きなダメージを与えていた!!

先の見えないコロナ自粛が脳の機能を低下させる!?

ステイホーム認知症 昨年の緊急事態宣言時には「この期間を耐えれば収束するのでは……」との希望があった。しかしこれが2回3回と続き、さらに期間延長――。そんな今、長引く自粛生活が脳に悪影響を与える「ステイホーム認知症」の懸念が高まっている。 「テレワークになってから集中力が落ちた。勤務中は半分寝ていたり、スマホをいじったりネット動画を見たりしてしまう」  こう話すのは、IT企業に勤める土井大輔さん(仮名・29歳)。土井さんは作業効率の低下を実感しているという。 「以前なら3時間でできたことが今では倍かかっている。出社していた時は、周りの目があったからしっかり仕事していたんだけど」

鬱、物忘れ、運動不足……テレワークの弊害

 フリーでSEをしている沢田浩介さん(仮名・32歳)は、「自粛生活で社会との関わり方が変わった」とため息交じりに語る。 「対面での相談ができなくなり、鬱っぽくなった。外出していないので運動不足だし、何の刺激もないからだんだんと無気力になってしまって。気晴らしに『ワーケーション』として地方に1か月滞在する予定でしたが、何の効果も得られずに半月で帰ってきました」  また、平井康孝さん(仮名・45歳)は、コロナ前に比べて物忘れが顕著になったという。 「会話の中に“アレ”の数が増えた。人の名前がパッと出てこない。これは加齢のせいだけではないと感じる。ここ1年で急激に脳が衰えているのではと恐怖を覚えます」  保険会社のアクサ生命が昨年12月に行った意識調査によると、コロナ流行前に比べて「物忘れがひどくなった」などの自覚症状が増えたと感じる人が約4割に達していることがわかった。データでは「イライラしやすくなった」「日付が出てこない」「予定や約束を忘れてしまう」など、認知機能の低下を含む症状が挙げられている。
ステイホーム認知症

アクサ生命の「ニューノーマルと認知症に関する意識調査」(’20年12月)によると、4割がコロナ以前と比べて「何らかの自覚症状が増えた」と感じているようだ。脳への刺激の減少により、「ホームステイ認知症」へのリスクが懸念される

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“脳疲労”放置で、将来アルツハイマー病発症!?
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