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女豹グラドル・森下千里が政治家に。自民党のセクシーすぎる刺客、勝算は

セクシーすぎる刺客は“王国”の牙城を突き崩せるのか……?

森下千里 菅政権の支持率が急落するなか、3度目の緊急事態宣言も再延長へ。おのずと強まる解散風は、次期衆院選の候補者を追い立てている。菅首相をバックに写真におさまる森下千里氏も、そんな風に当てられた一人だ。  芸人カメラマンの顔を持つ今田耕司をして「雌豹ポーズをさせたらナンバーワン」と言わしめた元グラビアアイドルだが、今年3月に衆院宮城5区の自民党公認候補に内定。4月には同区支部長に就任し、選挙に向けた政治活動を本格化した。  が、同選挙区は8期連続当選中の安住淳・立憲民主党国対委員長の地盤。「安住王国」とも称される土地では、勝ち目が薄いのでは? 「正直、地盤も経験もない私にとっては安住先生に限らず、すべての候補が強敵。だから、地道に支持を広げていくほかありません。二階先生(幹事長)には『自分が一番汗をかくように』とご指導いただきました。また、『靴は白いスニーカーがいい』というお言葉も。運動靴が真っ黒になるほど歩き回れという意味だと受け止め、支援者の方々への挨拶回りを続けています」

政治を志したきっかけは10年前の東日本大震災

 支部を置く石巻に移住したのは2か月前のことだが、政治を志すきっかけは10年前にあった。東日本大震災だ。 「カレー好きの仲間とつくった“芸能人カレー部”で、何度か炊き出しをさせてもらったのです。現地の惨状にショックを受けましたが、『みんなに心配かけたくないから泣かないの』と話す女の子をはじめ、力強く復興に取り組む被災者の方々を目の当たりにして、『もっと私にできることはないか』と考えるようになりました。  政治に興味を持ち始めたのはその頃。以来、永田町関係者ともお会いする機会が増え、その縁で宮城5区の候補者を公募することを耳にし、自ら手を挙げたのです」
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政治の素養は少なからずあった
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