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「自分は経営者に向いてない」TikTok創業者、退任コメントが秀逸すぎたワケ

謙遜マウンティングは「1億総マウント時代」における必須の教養

教養 上記で紹介した事例以外でも、超エリートのコミュニティ内ではさまざまな形態の「謙遜マウンティング」が日常茶飯事的に飛び交っています。 「ハーバードにはバケモノレベルの天才が何人もいて、彼らの頭脳の前では僕なんてまったく太刀打ちできなくて……それでやむなく数学者の道を諦めて、ゴールドマンサックスのニューヨーク本社に拾ってもらったんだよね」 「うちの息子って、運動神経は悪いし、なかなか彼女もできないし、本当にダメダメな子で……東大ってそんな子が多いらしいんだけど、どうしたものかしらね……」 「若い頃は上司に反抗してばかりで、お世辞にも優秀な社員とは言えない存在だったと思います。でも、そんな私でもなんとか取締役になることができました。本当に懐の深い会社だなと思います。すべてに感謝ですね」

英語、ファイナンス、プログラミング、謙遜マウンティング

 誰でも自分の能力や容姿、学歴、社会的地位などを周囲に認めてもらいたいものです。しかし、ストレートにマウントを取ってしまうと、周囲から顰蹙を買ってしまい、尊大な人物と思われてしまう危険性があります。  それゆえ、能力の高いビジネスパーソンであればあるほど、「謙遜マウンティング」の習得が必要不可欠。  英語、ファイナンス、プログラミングといったスキルも非常に大切です。しかし、「1億総マウント時代」においては、上記のスキルに加えて「謙遜マウンティング」を習得することの重要性が飛躍的に高まっていくことはほとんど間違いありません。  誰からもマウントを取られない「マウントフルネス」の境地に到達するためにも、「謙遜マウンティング」に対する理解を深めつつ、日々の業務に邁進していきましょう。
「人間のあらゆる行動はマウンティング欲求によって支配されている」「マウンティングを制する者は人生を制する」を信条に、世の中に存在する様々なマウンティング事例を収集・分析し、情報発信を行う。ツイッターアカウント@mountingpolice
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