「マウント欲求」を味方につけて理想の未来を実現する方法
マウンティング。それはビジネスでもプライベートでも有効に活用すれば、自分自身の生活の幸福度を格段に高めてくれる古来から常に存在し続けてきた必須のコミュニケーションの一種。
マウンティングポリス連載の第8回では、ビジネスパーソンなら絶対に押さえておきたい「マウント欲求を味方につけて理想の人生を手に入れる方法~思考はマウンティングで現実化する~」についてお伝えしていきます。
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時が経過するのは本当に早いもので、2021年がスタートしてから早くも3ヶ月が過ぎ去ろうとしています。「今年こそは飛躍の一年にします!」と力強く宣言し、野心的な目標を高らかに宣言した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、どうでしょうか。忙しい毎日に忙殺された結果、目標を達成するどころか「年始に目標を立てた」という事実さえも忘れかけているケースがほとんどなのではないかと思います。
そもそもなぜ私たちは夢や目標を思い通りに実現することができないのでしょうか。原因は様々だと思いますが、本連載の主要なテーマである「マウンティング」という切り口から分析すると、見えてくるものがあると思っています。
「思考は現実化する」という言葉があります。「将来なりたい姿」を強く願い続ければ、日々の行動が変化し、自然と夢が叶うようになるという有名な成功法則の一種です。
著名なビジネスパーソンやアスリートの中にはこのメソッドを活用して夢を叶えた人も少なくありません。その効果を科学的に証明した論文もいくつか存在し、一度は試してみる価値のある方法と言えるでしょう。
しかしその一方で、「将来なりたい姿」を強くイメージしたところで、なかなか思うような成果が得られないケースが大半なのではないかと思います。夢を叶えることに成功している人とそうでない人では一体何が違うのでしょうか。
長期にわたって探求する中で、私は成功者の多くが夢や目標を設定する際に自身に内在する「マウント欲求」を上手く味方につけているという意外な事実に気がつきました。彼らは叶えたい夢や目標を単に明確化するだけでなく、それらを既に達成し、マウントフルネスを実現した未来のワクワク感を先取りするという行為を知らず知らずのうちに習慣化していたのです。
「夢や目標を明確化して紙に書き出す」ことの重要性については自己啓発書等でも頻繁に議論されていますが、この考え方をもう一歩進めて、マウントフルネスを実現した未来のワクワク感を先取りするような目標を人生の早い段階で設定することが大切です。
また、自己暗示をかけるという意味で、夢や目標を声に出してみることも効果的です。声に出して宣言したことは、現実になることが多いものです。周りの目を気にしながら生きている人にとっては、自分の夢を声に出すのはなかなか難しいことかもしれませんが、試してみる価値はあると思います。
上記を踏まえ、以下では、ビジネスエリートとして活躍する皆さんのために私が厳選したキャリアアップに役立つマウント暗唱例文を目的別にいくつかご紹介させて頂きます。スキマ時間を見つけつつ、暗唱できるようになるまで何度も音読を繰り返せば、輝かしい未来を手に入れることができるようになるかもしれません。
あなたの夢が叶わないたった一つの理由
思考はマウンティングで現実化する~「マウント欲求」を味方につけて、理想の未来を実現する~
手に入れたいマウントフルな未来から逆算した上で、夢や目標を紙に書き出してみよう
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「人間のあらゆる行動はマウンティング欲求によって支配されている」「マウンティングを制する者は人生を制する」を信条に、世の中に存在する様々なマウンティング事例を収集・分析し、情報発信を行う。ツイッターアカウント@mountingpolice
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