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エリートが「京都マウント」を多用する理由。銀座よりも西麻布よりも先斗町

日本人なら知っておきたい「京都マウント」の極意

京都 マウンティング。それはビジネスでもプライベートでも有効に活用すれば、自分自身の生活の幸福度を格段に高めてくれる古来から常に存在し続けていた必須のコミュニケーションの一種。マウンティングポリス連載の第11回では、京都への憧れを隠せない東京のエリートがやりがちな「京都マウント」事例をお伝えしていきます。  マウンティングには学歴、職歴、人脈をはじめとする様々な切り口が存在します。以下に一例を示します。 「本郷の授業は本当に退屈で幻滅した。ハーバードに留学してはじめて学問の面白さに気付いたんだよね」 「部屋の掃除をしていたら、マッキンゼー時代の入社研修で同期と撮影した集合写真が出てきた。懐かしい……」 「タイガーウッズと一緒にラウンドして驚いたのは、彼の紳士的な振る舞い。超一流は違うなと思ったよ」

使い勝手のよさが魅力の「地名マウント」

 一方で、上記のマウントを取っていくには相応のスペックが必要とされます。そこで、個人的におすすめしたいのが「地名マウント」という技術です。以下に地名マウントの具体例をいくつか示します。 「日本はもう来年か! 先を越された! 日本の皆さん、あけよろ! ニューヨークはまだ去年の大晦日だよ〜」 「フランス在住の彼氏から言われたことを思い出して、ハっとした。私、もっと自分らしく生きなくちゃって」 「毎年ダボス会議の基調講演を聴いて感じるのは、日本のプレゼンスが年々低下していること。危機感しか感じないよ……」  このような海外の地名を駆使した「海外地名マウント」がマウントとして強力であることは言うまでもありませんが、もっとカジュアルにマウントを取っていくのあれば、国内の地名を活用した「国内地名マウント」が有効です。  この考えのもと、今回は雑誌で特集が組まれることも多く、日本人にとって憧れの地の一つである京都を活用した「京都マウント」についてお伝えします。
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京都への憧れを隠せない東京のエリートがやりがちな「京都マウント」事例3選
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