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大谷翔平の大活躍から考えるお笑い芸人の二刀流

実は長い歴史を持つお笑い芸人の二刀流

 少しジャンルを広げるとキングコング・梶原君も劇場でコンスタントに漫才をやりながら、登録者数が220万人を超える芸人YouTuberの第一人者としての地位を確立しています。  今年、残念ながら吉本を退所した相方・西野亮廣君も劇場で漫才をやりながら、絵本作家としてベストセラーを出し、映画も作り、会員が6万人を超えるオンラインサロンもやっています。  時間を遡ると「やす・きよ漫才」で上方漫才を全国区に知らしめ一時代を築かれた西川きよし師匠は漫才師として参議院議員選挙に当選され、3期18年間に渡って議員活動をされていました。

島田紳助氏は実業家としても成功

 引退された島田紳助さんもテレビで何本ものレギュラーを持つ超人気タレントでありながら、不動産業、飲食店業と幅広く仕事をされていました。  昔から芸人さんがバー、スナック、飲食店のオーナーをされていたケースは数多くありますが、それはあくまで「副業」という扱いでしたが、現在は「副業」ではなく共に「本業」と呼べる「二刀流」「三刀流」のレベルになってきていると思います。  YouTubeをはじめ露出できる媒体が増えたことで、活躍の場が広がりその才能がいろんなところで芽を出していくことでしょう。
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常識を知るからこそできる非常識
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